2020年3月中に発表イベントが開催され、その姿を披露するのではないかといわれてきたiPhone SE2(またはiPhone9)ですが、台湾DigiTimesから朗報と悲報の2つが報じられています。
iPhone SE2の朗報
台湾DigiTimesが伝えている内容では、iPhone SE2はすで量産化の一歩手前まできている状況のようです。あとは生産ラインを動かして来たる発売日に向けて、在庫数を整えるだけなのです。
この状況から各メディアでは2020年3月には、iPhone SE2の出荷が開始されるだろうと報じていたのです。
そして出荷が始まることを想定すると、Appleは3月中に発表イベントを開催しiPhone SE2を発表、そこで価格と発売日を告知するというスケジュールだったのです。
iPhone SE2の悲報
ここまで順調にくれば、すぐにでも発売となるところだったのでしょう。でもそこにブレーキをかけざるを得ない状況が発生してしまいました。
それが新コロナウイルスです。
国内でも連日ニュースで報じられているように、感染が拡大しており重篤な状態に陥ってしまう人や、残念ながら亡くなられてしまう人まで出てきております。
そしてiPhoneを製造しているFoxconnは、中国広東省にあるため早い段階で影響を受けており、従業員に自宅待機が命じられており稼働率がかなり下がっている状況です
さらに当初、2月末には正常通り稼働するといわれていたのですが、先日
3月末までに正常に戻ると伝えられていることから、製造ラインが元に戻るのはまだまだ先になるのではないかと予測がされています。
そのことから台湾DigiTimesは、iPhone SE2の発売日は4〜6月頃になるのではないかと報じました。
影響はiPhone SE2だけではない
この新コロナウイルスによる影響は、iPhone SE2だけではなく毎年9月頃に発表されているフラグシップモデルにも影響が出てくるといわれています。
すでに現行発売されているiPhone11/11 Pro/11 Pro MaxやiPadやiPad Proなどのモデルも、生産台数が激減しているため在庫がなくなってくるという予想も出始めています。
すでに持っている人も安心できません。
故障が発覚して修理をしようと思っても、Appleが用意している交換用の在庫がなくなりつつあるといわれているからです。おそらくiPhoneの各パーツを製造しているサプライヤーが、新コロナウイルスの影響により、製造できていないことが原因と考えれます。
iPhone SE2を切望する理由
モデルによっては10万円を超えてしまう高額スマートフォンとなってしまったiPhoneは、以前のように気軽に買い替えができるようなモデルではなくなってしまいました。
ただ購入しやすいようなモデルとして、iPhone8のストレージ容量を調整して手頃に購入できるモデルを再販しています。
でもCPUスペックは2年前のもので、ブラウジングやメール、SNSなどを利用する際には感じないかもしれませんが、ゲームなどのCPU性能を求められてしまうアプリケーションを利用した場合は「重い」や「快適ではない」と感じてしまうでしょう。
それでも問題がないという人なら、iPhone8をApple Storeでこうにゅうするのがいいかもしれません。ただCPUスペックが欲しい人はiPhone SE2のリリースを待つしかないようです。
Source:台湾DigiTimes
Phots:9to5mac