2020年3月25日未明、最新のiOSやiPadOS、その他のデバイスにもアップデートが配信されました。今回はiOSに関するアップデート内容や、どのようなバグが修正されたのかをチェックしていきましょう。
iOS 13.4で追加された新機能
配信されたiOS13.4では、次のような機能が刷新されました。中には今まで不便だったと思えてしまう箇所が、かなり便利になった印象です。
iOS13.4のアップデート内容を知りたい人は、こちらをご覧ください。
アップデートの詳細は次のとおりです。
・ミー文字
新しいミー文字ステッカーの追加
・iCloud Drive
共有しているフォルダのアクセス件などを、ファイルappから設定できる
Google Driveのように、ファイルへのリンクを知っている人が閲覧可能な設定もできるようになったので、共同で作業するときは効率アップに繋がりますね。
・メール
画面下部に削除や返信など使う頻度の高いボタンが、常時表示される
・App Storeや Apple Arcade
一度購入したアプリやゲームは、他のデバイスでも利用できる
その他にも新たな機能が追加されています。
複数のバグ修正も実施
OSのアップデートはバグフィックスにために行われていることが多く、iOS 13.4も例外ではありません。
修正されたバグの中でも、気になったものをピックアップします。
・カメラ
カメラを起動したあと画面が真っ暗なままとなってしまう事象を修正
・写真
写真データがiPhoneのストレージを多く使用しているように見えてしまっていた不具合を修正
など、複数のバグ修正が行われています。
アップデート後の注意点
実際に手持ちのiPhone Xs Maxをアップデートして、1日様子を見ていたのですが、さっそく次のような状況を確認しています。
・パケ詰まり
SafariやChromeなどのブラウザで、Webサイトを閲覧しようとしたのですが、読み込みバーが最初から少し動いたきり止まってしまい、ページが表示されないという現象です。
接続環境は携帯電話網でも、Wi-Fi接続でも変わりはありません。
この現象が起きてしまうと、メールやゲームなどインターネットに接続すると対応は、すべて利用できなくなります。
解消方法は強制リセットでした。強制リセットの方法は、利用しているモデルによって違うので、こちらから確認してください。
リセット後は問題なくインターネットに接続、Webページもちゃんと表示されるようになりました。
・バッテリー消耗具合
これはアップデート後、必ず「あれ?」と思ってしまうかもしれません。こればかりは強制リセットをしても治るものではないため、次回のアップデートを待つしかありません。
ただ人の感覚差があるため、この部分は不具合と断定するのは難しいでしょう。
アップデートは慎重に
iOSやiPadOSなどのアップデートは、インストールされているアプリにも影響を与えてしまいます。
アプリなどは、正常に動作しないと場合が多いという話を聞きます。
この場合は、開発元がサポート情報を公開するまで、アップデートを待つことをお勧めします。ただそれでもアップデートしたいという人は、必ず全てのデータをバックアップし、それから実行するようにしましょう。
Source:Apple