iPhone7から搭載された耐水性能ですがAndroidにあるような完全防水ではないため、水没したり規定以上の水圧がかかったりすると正常に動作しなくなってしまう可能性があるといわれています。

 

でも海外から届いたニュースでは2ヶ月間も川底に沈んでいたiPhone8が、壊れずに利用することが出来たと注目を集めています。

iPhone8が川へ落下

iPhone8を購入していろいろな場所を撮影してThayse Bussolo-Vieiraさんは、テムズ川のほとりで白鳥に餌をあげていたところ、大事にしていたiPhone8を誤って落としてしまったのです。

iPhone8で撮影した写真の中にはフィアンセとの海外旅行の写真など約2万枚が含まれていて、楽しかった思い出がたくさん詰まっていました。

 

しかも彼女はバックアップを取っていなかったため、大切な思い出を一瞬して失ってしまったことに絶望したことでしょう。

 

その時、川に飛び込んでiPhone8を救い出そうとまで考えたそうですが、季節は2月と川に入れるような季節ではなく、生命までもが危険にさらされてしまうことから諦めるしかなかったのです。

 

iPhone8を発見、救助を開始

それから2ヶ月後、フィアンセと川のほとりを散歩していると婚約者が「どのへんで落としたんだい」と聞かれたので、Thayse Bussolo-Vieiraさんは「あのあたり」と指したところを覗いてみると、そこにはiPhone8がまるで岩に腰掛けるように座っていたのです。

さすがに深い場所に落ちたiPhoneを潜って取り出すことは出来なかったため、いったん自宅に戻り、あるもので網を作成して翌日、iPhone8を救い出すことに成功したのです。

 

しかも救出したiPhone8は水損で利用できない状態ではなく、充電をシて電源を入れると何事もなかったのように利用することができ、失ったと思っていた大切な思い出の写真も救い出すことが出来たのでした。

川底に沈んでしまっていたiPhone8ですが、先述したとおりiPhoneは完全防水ではなくIP67準拠の耐水性能程度です。IP67の場合、常温で水深1mに30分つけていても影響を受けない程度の耐水性でしかありません。

 

この条件にはさらに流水などではないことが含まれています。

 

そう考えるとThayse Bussolo-VieiraさんのiPhone8は、奇跡的に助かったといっても過言ではないかもしれません。

 

耐水性能があっても水損する恐れはある

耐水性能を試すためにお風呂の中にiPhoneを落とす動画などを目にしたことがある人もいると思いますが、IP67準拠の耐水性能では十分に水損してしまう可能性があります。

 

しかも水損してしまった場合、補償の対象外となってしまうため、高額な修理費がかかってしまうので要注意です。

 

Androidスマートフォンのように「完全防水IP68準拠」となるまでは、お風呂場でiPhoneを利用することも避けた方が良いでしょう。

 

 

Source:Mirror

おすすめの記事