2019年12月、新しいファームウェアを公開したAirPods Proでしたが、アップデート後にアクティブノイズキャンセリングのレベルが、著しく低下したとユーザからの指摘が多く集まり、不具合を認めたAppleはアップデートの公開を停止していました。
いつファームウェアがアップデートされるのか、不具合を気にせず利用できのかと不安に思っていた人にも朗報が飛び込んできました。
Appleは5月5日にようやく新しいファームウェア「2D15」が公開したのです。
新しいファームウェアの詳細は
Appleが公開したAirPods Proのファームウェアですが、修正内容などが記載されているリリースノートが非公開となっています。おそらく前バージョンで指摘された部分は修正されていると思いますが、それ以外に潜在的なバグについては分かりかねてしまいます。
またiOSやiPadOSのように手動/自動のどちらかでアップデートすることができますが、AirPods Proは自動でアップデートする方法しかありません。
AirPods Proのファームウェアアップデート確認方法
すでにAirPods Proを利用されている方は、次の方法で確認してください。
確認方法①
AirPods ProをiPhoneと接続した状態で、「設定」→「一般」→「情報」→「AirPodsにつけた名称」をタップします。
確認方法②
ファームウェアバージョンを確認して「2B588」または「2C54」の場合は、ファームウェアのアップデートを実施しましょう。
最新版のファームウェアは「2D15」になります。
AirPods Proのアップデート方法
いよいよファームウェアのアップデート方法ですが、先ほどお伝えした通り手動でアップデートする方法はありません。
自動でアップデートするには、次のような手順が必要となります。
アップデート方法①
iPhoneと接続した状態で30秒以上、AirPods Proで音楽を再生します。
アップデート方法②
音楽の再生が終わったら、そのままAirPods Proをケースに収納してLightningケーブルを接続してください。
アップデート方法③
これでアップデートの手順は完了です。
翌日や数日後にAirPods ProをiPhoneに接続して、ファームウェアのバージョンを確認してください。
すぐにでもアップデートして、これまで気になっていた不具合が改善されているのか確認したいと思います。
なお今回のファームウェアのアップデートですが、AirPods Pro向けとなるため、AirPodsを利用されている方は対象外となります。
Source:MacRumors