Androidスマートフォンでは、電源ボタンに統合されたタイプやディスプレイ埋込タイプの指紋センサーを搭載したモデルは発売されています。ですがAppleのiPhoneには、Face IDかTouch IDの、どちらかしか搭載されていません。

 

そして2021年に発売されるiPhone13シリーズでは、ついにTouch IDが復活するかもしれないという情報が海外から飛び込んできました。

 

ディスプレイ埋込タイプTouch IDは特許申請済み

Appleは2020年に発売したiPad Air(4世代)に、ホームボタン以外の場所に初めてTouch IDを搭載したモデルを発売しました。そのときiPhone12シリーズにも、同じタイプのTouch IDが搭載されるかもしれないと噂になりました。

 

しかし発売されたiPhone12シリーズの電源ボタンには、Touch IDは統合されていませんでした。2021年に発売されるiPhone13シリーズには、どちらかのTouch IDが搭載されることが伝えられています。

 

2020年7月に特許申請取得済み

昨年、Appleはディスプレイ埋込タイプの特許申請を行っています。

 

この時点で、すでにアナリストでAppleの動向に詳しいミン・チー・クオ氏は、2021年に登場するiPhone13シリーズにディスプレイ埋込タイプのTouch IDを搭載すると予測されたのです。

 

iPhone12のときも早々に4つのモデルが登場することを、投資家向けのレポートで報告していました。クオ氏の的中率は高いため、ディスプレイ埋込タイプのTouch IDは登場するでしょう。

 

Touch IDの復活を求められている

現在、コロナウイルス感染症対策のため、マスクが必要不可欠な生活を迫られている状況です。そのFace IDしか搭載していないiPhoneでは使い勝手が悪く、認証するたびにパスコードの入力を求められることが面倒に感じてしまう人も少なくないでしょう。

こんな状況下だからこそ、Touch IDが求められています。

 

ただディスプレイ埋込タイプになるのか、電源ボタンとの統合タイプのTouch IDになるのか、これはどちらが採用されるかわかりません。ただすでに、どちらも技術的には出来上がっているので、あとはiPhone13のコストがかからない方法を選択することに期待したいもですね。

 

 

Source:Bloomberg

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