2021年4月21日午前2時、今年初となるAppleスペシャルイベントが開催されました。発表された新しいデバイスは、リークされていた噂通りのiPad ProやAirTag、7色カラー展開されたM1チップ搭載のiMacなど、Apple好きのユーザには欲しくなるものばかりが発表されました。
iPhone12/iPhone12 miniにパープル登場
昨年発売されたiPhone12と iPhone12 miniに、ニューカラーとなるパープルが追加されました。今まではブラック、ホワイト、レッド、グリーン、ブルーしかありませんでしたが、ここにきてパープルの登場は売り上げが低迷しているiPhone12 miniの売れ行きを向上させるポイントになるかもしれません。
ただiPhoneに関しては期待されていたiPhone SE Plusの発表はなく、登場を待ち望んでいたユーザにはちょっと残念なイベントとなってしまいました。
やはりミン・チー・クオ氏の予想通りiPhone SE Plusの発売時期は、iPhone13の発売時期とぶつかってしまうのか、もしかすると2022年の春になるかもしれません。
パワーアップを遂げたiPad Proが登場
リーク通り新しい12.9インチと、11インチモデルが発表されました。
iPad Air(第4世代)の登場で、iPad Proとの差が縮まってしまい、Proモデルの立場がなくなってしまった感が否めませんでした。
今回発表されたiPad Proは追いついてきたiPad Airを、思い切り引き離すモデルとなって登場したのです。
大きな差をあけることとなった要因の一つは採用されたCPUで、これまでのiPadやiPad Proは、iPhoneに搭載されたCPUのカスタマイズ版を採用してきました。ですが今回は、MacBook AirやMacBook Proなどに搭載されたM1チップを採用してきたのです。
M1チップセットに合わせて、iPad Proなのにメモリサイズが選べるようになりました。直接カスタマイズはできないのですが、ストレージ容量が512GBまでのモデルは8GB、1TB以上は16GBとなったのです。
さらに12.9インチモデルには、こちらもリーク情報通りミニLEDディスプレイが搭載されました。これで今まで以上に、綺麗な描画を実現したモデルになったのです。
Apple Pencilはニューモデルの登場はありませんでしたが、今までのApple Pencil(第2世代)を流用することができるようになっています。
またリーク情報が非常に少なかったのがMagic Keyboardですが、こちらもニューカラーのホワイトが登場しています。Magic Keyboardも合わせて購入すれば、かなりパワフルなモバイルパソコンと同じような使い方ができそうですね。
他にも発表されたモデル
イベントロゴのカラフルな部分は、iPad Proのカラーバリエーションではなく、7色で展開されたM1チップを搭載したiMacでした。昨年、MacBook AirやMacBook Pro、Mac miniしか発表されていなかったのですが、今回のイベントで発表されたのです。
また以前から登場するといわれ続けて、なかなか登場しなかったAirTagもようやく登場しました。発表されたデバイスは、すでにApple公式サイトで掲載されています。
気になる人は、さっそくチェックしましょう。
Source&Photos:Apple