今年初となったAppleスペシャルイベントも無事終わり、次はソフトウェア開発者たちのためのイベント「WWDC」が開催されます。WWDCでは、毎年リリースされる各デバイスのOSに、どのような新機能が搭載されるのか、既存のアプリがどのようにアップデートされていくのか、新たなAPIの提供など開発者にとって重要なイベントとなっています。
そこで気になるのが毎年、WWDC開催前に噂される、iOSやiPad OSの対象から外されてしまうモデルはどれなのでしょうか。海外情報メディアが、リークしている内容をチェックしてみましょう。
iPhone6s/6s PlusとiPhone SEのサポートが終わる理由
Appleが出すiPhoneの魅力の一つに、iOSのサポート対象期間が長いことが挙げられます。普段、利用していると、あまり気にならないかもしれませんが、インターネットでは常に悪意のある第三者が対処されていない脆弱性を使い、あなたの大切なデータを盗み出そうとしています。
このような危険に晒さないためにも、iOSやアプリケーションのアップデートを行い、被害に遭わないようにする必要があります。ですが、あまり古いモデルになると、最新のiOSにアップデートはできるものの、多くの機能は正常に利用することができず、動作もタップしてから数十秒間、反応がないといったもっさり感が拭えなくなります。
これでは古いモデルにアップデートを配信しても、安全性は確保できますが動作感を犠牲にしてしまうため意味がないと、海外情報メディアMy Driversが述べたのです。さらにiOS16は通知機能の更新や、それ以外の機能も強化する方向で開発されていて、全体的な処理速度もアップすると伝えています。
iOS16の新機能により消費されるメモリ量が増加するため、必然的に搭載されたメモリ量が少ないモデルはサポート対象から外されてしまいます。そのため、今年こそ本当にiPhone6s/6s Plus、iPhone SEは対象外になる可能性が高いというのです。
iPad OSも古いモデルのサポート終了へ
iPhoneと同じ理由から、iPadへ提供されているiPad OSも古いモデルへのサポートが終了と伝えられています。なお、対象から外されるモデルは、iPad mini4、iPad Air2、iPad(5世代)、iPad Pro(初代)です。
ただ、どれも噂であり、正式な発表はWWDCを待つしかありません。なので、今すぐ慌てて新しいiPhoneやiPadを購入しないようにしましょう。WWDCをチェックしてから、各OSがどのような進化を遂げて、どんな機能が搭載されるのかをチェックしてから、どの程度のスペックを搭載したiPhoneやiPadを購入すればよいか、ターゲットを絞ってから購入するようにしましょう。
Source:My Drivers