先日発表されたAppleスペシャルイベントのイベントイメージですが、実はiPhone14にはキャリアが一生懸命広げていたエリア環境を、大幅に改善する通信方式の採用が隠されていることを海外情報メディアMacRumorsが伝えています。
ようやく国内でも5Gエリアが広がってきていますが、それも一気に改善することに期待できる機能とサービスが始まるかもしれません。
iPhone14は衛星通信対応に
各キャリアが一生懸命設置しているアンテナですが、設置する場所によってカバーできる範囲に大きく影響が出ます。それに山間部や沿岸部では、アンテナを設置しにくいことから、エリア化しているキャリアもあまり多くありません。
そんなアンテナを設置できないようなエリアも、カバーできるのが衛星通信方式のメリットです。この方式ならこれまで圏外だったエリアでも、緊急時のメッセージ送信や通話が可能になります。なお、衛星通信の対応については、信頼できる業界の専門家が9月7日のイベントで発表されるだろうと述べています。
もしサービス提供が始まったとしても、開始当初はアメリカだけや地域限定のサービスとなるでしょう。国内であればNTTドコモやソフトバンク、楽天モバイルが衛星通信について語ったことがあります。さらにイベントイメージの「Far Out(遥か彼方へ)」というメッセージは、衛星通信対応にぴったりです。
そのためiPhone14は高い確率で、衛星通信対応モデルになると予想されています。
Wi-Fi 6Eにも対応
噂によるとiPhone14に搭載されるWi-Fi環境は、最新規格のWi-Fi 6Eに対応するだろうと予想され、大容量のワークロードを処理するための高速化と優れた機能を提供するといわれています。本来であればiPhone13で搭載されるといわれていたのですが、見送られたためiPhone14では実現するでしょう。
衛星通信対応やストレージ最大容量の底上げなど、いろいろと噂になっているiPhone14/14 MaxとiPhone14 Pro/14 Pro Maxは、噂通りのスペックと変更点があるのか、一部の噂によるとiPhone14 miniも登場するといわれています。
ただ世界的に販売数の少ないminiシリーズを打ち切り、大きなディスプレイのほうが求められていることから、モデルチェンジがあると思われています。もうすぐ、すべてのリーク情報の答え合わせになるイベントが開催されます。答え合わせのために、これまでの情報をかき集めておきましょう。
Source:MacRumors
Photos:Apple