皆さんは新しいOSが登場すると「使ってみたい機能がある」とすぐにアップデートする人と、すぐにアップデートせずにしばらく様子を見ておこうという人に分かれると思います。
しばらく様子を見ようという人は、使っているアプリが動作しなくなるのではないかと不安になったり、バッテリーの消耗が早くなったりして安定しないのではないか、安定してからアップデートをしようと考えてしまうからではないでしょうか。
iOSはアップデートすると、必ずといっていいほど「バッテリーの消耗が早くなる現象」が確認されています。
そんなバッテリー問題もiOS14では、ついに解決することにつながるかもしれない情報が飛び込んできたのです。
iOS14beta1とiOS13.5.1のバッテリー消耗具合を計測
YouTubeでiPhoneやApple関連の動画をアップしている「iAppleByte」が、提供されているiOS14beta1版とiOS13.5.1正式版のバッテリーベンチマークの結果を公開しています。
beta版はまだまだ完成していないバージョンです。
そのため多くのバグが潜在している可能性から、計測した結果が変わってしまう恐れがあるので、iAppleByteではバッテリーに関するテストは行っていないそうです。iOSのバッテリー問題は昔からあったので、気になって計測する気になったのかもしれませんね。
計測したモデルはiOS14にアップデートしたiPhone SE(2世代)とiPhone11 Proで、バッテリーの稼働時間を計測しています。その結果からiOS14の方がiOS13.5.1よりも、動作時間が長くバッテリーも持ちがいいというものだったのです。
フル充電の状態から0%でバッテリー切れになるまでにかかった時間が、iPhone SE2(2世代)が4時間12分、iPhone11 Proは6時間40分でした。
この計測結果は下のYouTubeから確認することができるので、みなさんもその目でお確かめください。
この結果を見たユーザからは、YouTubeのコメント欄に「iOS14のリリースが楽しみ」といった声があがっています。
iOS14beta1版なので鵜呑みにはできない
iAppleByteが行ったバッテリーのベンチマークですが、beta版の場合はいつどのような修正が入り、この結果が変わってしまうことがあるからです。
ただAppleとしてもバッテリーの持ちが悪いと言われ続けていることを気にしているはずです。
もしかするとiAppleByteが計測した結果ではなく、さらにバッテリーの稼働時間が伸びる可能性も考えられるのです。
この動画通りになることを思いつつ、リリースされる秋頃が楽しみで仕方がありませんね。
Source:YouTube「iAppleByte」