年々、iPhoneも耐水性能の強化が行われ、iPhone12シリーズではついにIP68等級の防塵・耐水性能を手にいれました。
耐水性能を搭載したiPhoneの中でも、最強クラスにアップデートされたiPhone12は、実際にどのくらいの性能をもっているのか、iPhone11との耐水性能比べを行った動画を見つけました。
iPhone12の耐水性能
iPhone12に搭載された耐水性能は、iPhone12 Pro/12 Pro Maxだけといった限定的なものではなく、iPhone12/12 mini/12 Pro/12 Pro Maxと、すべてのモデルに搭載された性能となっています。
実際に比較するモデルとなったiPhone11は、水深2メートルの位置で最大30分間、iPhone12は水深6メートルの位置で最大30分間、水に浸かった状態でもすぐに本体内部に水が侵入してしまい、壊れてしまうことはない性能です。
この2モデルの耐水性能をYouTubeチャンネル「EverythinmgApplePro」が、実際に水深約5.5メートルの川に浸かって実験しています。
実験結果は……!?
EverythingAppleProでは、どちらのモデルも優れた耐水性能を持っていると結論つけています。浸水後の動作確認も問題なくクリアしていることから、Appleが言う通り素晴らしい性能を搭載したことになりますね。
ただAppleが計測した耐水性能は、真水や水中で静止した状態など、さまざまな条件が整った場合に発揮できる性能です。そのためお風呂のような温水であったり、入浴剤が入っていたり、シャワーなどの流水の場合は内部に水が侵入してしまい、壊れてしまう可能性があります。
今回の実験も運よく、どちらのモデルを壊れませんでした。
この耐水性能の実証はYouTuberのHIKAKINさんも、iPhone12とiPhone12 Proをプールに投げ入れた動画を公開しています。
こちらもiPhone12/12 Proに水が侵入することなく、普段通り利用できていました。
安易に水没させちゃダメ!
とはいえ、この動画を鵜呑みにして自分でも同じような実験をしてみようとは思わないでください。
Appleも防水性能とは公言していません。
防水であれば内部に水が侵入することのない性能を誇っているかもしれませんが、メーカーは水没での故障については保障対象外となっています。水没でiPhone12が壊れてしまった場合、Appleの保証は対象外となってしまい高額な修理費がかかってしまいます。
どうしてもiPhone12やiPhone12 Proを、お風呂場で利用したいと考えている方は、ジップロックなど水の侵入を防ぐグッズに入れて利用するか、専用の防水ケースを購入してから利用しましょう。
Source:YouTube ( EverythinmgApplePro 、HIKAKIN TV )