先日、Appleは2019年11月から2020年5月の期間に製造されたごく一部のiPhone11で、画面タッチが反応しなくなる可能性を確認、ディスプレイモジュール交換プログラムの受付を開始したことを発表しました。
サポートページから対象モデルを確認
Appleが公開したサポートページで、自分の使っているiPhone11が交換プログラムの対象か、対象外かを確認することができます。確認にはシリアル番号が必要で、シリアル番号は「設定」→「一般」→「情報」に掲載されています。
入力したシリアル番号がディスプレイの交換が必要なモデルだった場合、Appleが認定した正規サービスプロバイダか、Apple Store直営店での修理受付となります。
来店する場合ですが、どちらもサポートページから来店日を予約する必要があることと、修理前にAppleが実機検査を行い、交換の要否を判断してからの対応になるようです。
なお交換プログラムの対象になると無償修理となります。
修理に持ち込む前には、必ずiCloudでバックアップを取ってから出すようにしましょう。これなら大事なデータが、万が一、消えても復元することができます。
大事なデータだからこそ、しっかりバックアップをとって想定外のことが起きても戻せるようにしておきましょう。
出す前に確認しよう
シリアル番号を入力する前に、自分が使っているiPhone11の画面タッチがおかしいなと思ったときは、Appleのサポートページに書かれていることを実施してみましょう。
- iPhoneを再起動してみる。
- 画面が綺麗で、汚れやゴミ、水分などが付いてないか確認する。
- LightningアクセサリやUSB-Cアクセサリに接続されていたら、まずは外して動作するかを確認する。
- ケースやディスプレイの保護シートが貼られている場合は、外して正常動作するか確認する。
最後はせっかく貼った保護シートがダメになってしまうので、改善が見られない場合に実施した方が良いかもしれません。
改善が見られない場合は、交換プログラムの対象かを確認しましょう。
その他の注意点
iPhone11を使っていて不具合に気づき、既に有償で修理対応を受けた場合、返金の対象となる可能性があるため、Appleが用意した問い合わせ先へ連絡してください。
なお、この交換プログラムについてはiPhone11の保証期間を延長するものではないため、通常の保証期間が切れてしまうと有償修理になってしまいます。
iPhone11は、発売から1年しか経過していません。まだまだ現役で使えるモデルだからこそ、これからも長く使い続けられるように交換プログラムを利用して修理しましょう。
Source:Appleサポート(タッチ問題、ディスプレイ動作改善方法)