リリースされてから今まで、かなりのハイペースでバージョンアップを繰り返している印象の最新版iOS14.3が、現地時間12月14日にリリースされました。
今回のiOS14.3では、これまで見つかったバグの修正はもちろん、新しく発売されたデバイスへの対応が主なアップデート内容となっています。
いったいどのバグが修正されたのか、さっそくチェックしていきましょう。
iOS14.3のバグ修正
iOS14.3では、これまで見つかったいくつかのバグが修正されていました。
MMSが受信できないという連絡に支障をきたすようなバグも、ちゃんと修正対応されたので、連絡が取れなくなってしまうといったトラブルは回避できますね。
さらにワイヤレス充電ができなくなるといったバグも、今回のアップデートで解消されています。この他にも設定画面からBluetoothが利用できないという事象や、Appフォルダが開けないことがあるといった問題まで、数多くのバグが修正されました。
ですが、以前お伝えしたモバイル通信が利用できなくなってしまう事象については、リリースノートに記載されていないことから、まだまだ修正には時間がかかるのかもしれません。
iOS14.3へのアップデートは、セキュリティの改善や新しいデバイスへの対応など、いろいろなバージョンアップが含まれています。まだアップデートされていな方は、ちゃんとデータのバックアップを取得してから実行するようにしましょう。
iOS14.3の新デバイス対応
iOS14.3には12月15日に発売されたAirPods Maxに対応したアップデートが含まれており、初期設定や空間サウンド体験など、様々な機能が搭載されています。
またiPhone12 Pro/12 Pro Maxでは、Appleスペシャルイベントで紹介されたApplePro RAW撮影ができるようになりました。このRAW撮影ができると、iPhoneに任せた画像処理ではなく、全てで調整できる写真撮影ができるようになります
iPhone12 Pro/12 Pro Maxでしか対応していないので、カメラにこだわりを持つ方はiPhone12 ProやiPhone12 Pro Maxを購入しましょう。
iPadOS14.3、watchOS7.2などもリリース
AppleはOSアップデートをリリースするとき、それにあわせて複数デバイス向けのOSアップデートも同時にリリースします。今回もiOS14.3がリリースされた時に、iPad向け、Apple Watch向け、MacBook向けにOSアップデートが提供されました。
特にApple Watchでは、心電図の測定機能が利用できるのではないかと、以前から注目を集めていますが、認可は降りたものの実現するまでにはまだ時間がかかるようです。
ただ海外では、Apple Watchの心電図機能やその他の測定機能で、九死に一生を得たというニュースが報じられています。だからこそ国内でも早急に、Apple Watchでさまざまな測定ができるようにしてもらいたいですね。
ソース：Apple
