2020年4月、AppleはTouch IDを復活させ、CPUに当時最新だったA13チップや、4.7インチの液晶ディスプレイを搭載したiPhone SE(第2世代)を登場させ、爆発的な売れ行きを記録しました。そんな人気モデルの後継となるiPhone SE Plusが2021年後半に登場すると、情報リーカーの@apple_labがSNSで公表しました。
リークされたiPhone SE Plusのスペックを見ると、現在発売されている旧モデルのシェアを、すべて奪ってしまうほどの破壊力を持ったモデルになることは間違いありません。
そんな噂のiPhone SE Plusは、いったいどんなスペックになるのか、どんなデザインになるのか、そして気になる発売日もしっかりチェックしていきましょう。
iPhone SE Plusのスペック
リークされたiPhone SE PlusのデザインはiPhone8 Plusを踏襲したモデルではなく、iPhone 11やiPhone12と同じ6.1インチディスプレイを搭載したモデルになります。なお、6.1インチディスプレイを搭載したことで、ホームボタン統合タイプのTouch IDの搭載はできなくなります。
そうなるとiPhone SE PlusにはiPad Air(4世代)と同じ、スリープボタン統合タイプのTouch IDが採用されることになりますが、Face IDの方についてはいっさい書かれていません。
両方の生体認証システムを搭載すると本体価格が高騰することから、おそらくTouch IDのみの搭載となる可能性が高いとみて問題ないでしょう。
iPhone SE Plusに搭載されるチップはiPhone12やiPad Air(4世代)にも採用された、現時点で最高処理性能を持つA14チップになります。さらにリーカーの情報によると、最高処理性能を持つiPhone SE Plusの価格は、499ドルと699ドルで発売されるかもしれないのです。
耐水性能を持つモデルへ
これまでのiPhone SEはホームボタンを搭載したモデルだったため、高い等級の耐水性能を搭載することができませんでした。iPhone11と同じiPhone SE Plusは、ホームボタン非搭載となるため、IP67等級の耐水性能を搭載したモデルになります。
これでiPhone SEシリーズも、ようやく耐水性能を搭載したモデルへ進化できますね。
ミン・チー・クオ氏の発言
Tianfeng Securitiesのアナリストであるミン・チー・クオ氏によると、iPhone SE Plusの登場が全てのiPhoneの価格帯を下げることができるかもしれないと述べています。これはパーツの流用や、金型の再利用で製造にかかるコストを下げることができるからかもしれません。
またiPhone SE Plusの通信サービスは4Gのみで、5Gネットワークには対応しないようです。これによりさらなる低価格化することができるでしょう。
iPhone SE Plusはいつ頃発売？
iPhone SE Plusの発売時期についても、リーカーから2021年後半に登場するかもしれないと伝えています。
ただ後半では、iPhone13シリーズの発売が待っています。
フラグシップモデルの売れ行きにも影響を与えかねないモデルを、同時期に発売することはあり得ません。そうなるとiPhone SE(2世代)と同じように3月か4月頃に、登場するのが妥当ではないでしょうか。
この時期についても以前、ミン・チー・クオ氏は2021年4月頃になるだろうといっていたこともあるため、2021年3～4月はAppleの動向から目が離せません。
また3～4月は、各携帯電話会社が月額2,980円で提供するahamoや、SoftBank ON LINEなどのお手頃なプランが登場する時期にも一致するため、iPhone SE PlusまたはiPhone SEの売上はすごいことになるかもしれませんね。
Source：Gizchina.com
