ついに2021年に発売される次期iPhoneは、内容だけではなく動画やCADデータ、3Dレンダリングされたものまで登場し始めました。
ここからだんだんと魅力的な機能やスペックがリークされ、デザインやカラーリングなども公開されていくことでしょう。まずは第一段階として、常時点灯モードを搭載したiPhoneの、コンセプト動画が公開されましたので、さっそくチェックしていきたいと思います。
次期iPhoneの常時点灯のコンセプト動画
以前、著名なリーカーが次期iPhoneに搭載されるディスプレイは、Apple Watchと同じLTPOディスプレイになるとSNSでリークしました。このディスプレイは、リフレッシュレートを高速化する目的で搭載されるようなのですが、実際に期待を集めてしまったのがApple Watchのような常時点灯機能だったのです。
実際にiPhoneで常時点灯が実現すると、どのような感じになるのか、そんなコンセプト動画をA Better Computerが公開しました。
ロック画面で時刻と通知アイコン表示
動画の中では、iPhoneのロック画面に時計とアプリの通知アイコンが表示されるようになると説明されています。時計表示の下には、曜日や日付、その日の天気まで表示されるため、時間も天気もすぐに確認ができるようになります。
そうなると、通知を確認してからiPhoneのロックを解除して確認する流れが、ディスプレイを見ただけで通知があるか確認ができるため、今までのようにバナーや通知センターの表示はいらなくなるかもしれません。
なお常時点灯モードに入ると、ロック画面に表示されていたライトON/OFFやカメラ起動ボタンは消え、モードから復帰させた時に各種ボタンや壁紙などが表示される動きになるようです。
さらにガジェットで表示される各種情報ウィンドウも、ロック画面にも表示されるようになるようです。これでいちいちiPhoneのスリープを解除したり、左側にスワイプして閲覧したりする手間も省けるかもしれませんね。
また一歩、Androidスマートフォンに近づいた
実はこの常時点灯機能は、Androidスマートフォンで実現している機能になるため、ディスプレイ埋込式や電源ボタン統合式の指紋センサーに続き、遅れをとっていた機能になります。ただiPhone12シリーズから搭載された5Gサービス対応で、少しだけ溝が埋まった感じがします。
引き続きAppleには、Androidスマートフォンとの溝を埋められるよう技術的な躍進に期待しつつ、Androidスマートフォンにも搭載されていないような、新しい機能やサービスの提供に期待しましょう。
Source:YouTube(A Better Computer) via 9to5mac
Photos:YouTube(A Better Computer)