いよいよWWDC2021の開催まで、あと1日と迫ってきました。

 

各デバイス向けのOSがどのように進化するのか、また新しいデバイスの発表があるのか、各メディアが注目している中、海外情報メディアの9to5macがアップグレードの内容についてリーク情報をまとめています。

 

Safariのアップグレード

iPhoneやiPadmacOSで利用されるSafariは、Appleが近年最も心力を注いでいるプライバシーに焦点を当てたアップグレードが行われると伝えています。

2年前、WEB上で利用されるパスワードや個人情報の取り扱いを、WEBサイト任せではなくAppleが作成したオンラインプロファイル情報を使う「Appleでサインイン」機能を導入しました。

 

これらの機能がさらに一歩前進することで、あなたのプライバシーを強固に守ることのできる環境を提供するでしょう。

 

マップアプリのアップグレード

過去、Appleはマップで利用されるデータを、Google社のものを利用していました。

ですが、2012年に配信されたiOS6からは自社のデータに切り替えたのですが、精度は著しく低く、存在しない駅やマップが正しく表示されず、ユーザに混乱を与えてしまいました。

 

そんな過去をもつマップアプリでしたが、Googleマップのようにルートを写真で確認できるLock Aroundの利用地域が徐々にですが拡大するといわれています。

 

もしかすると新しい機能が追加されるのではないかとの噂もありますが、Appleは既存の機能が利用できる地域の拡大や、マップの精度を上げていくことを発表するでしょう。

 

iMessageのアップグレード

メッセージをやり取りするiMessageでは、これまでミー文字やメッセージにエフェクトをつけての送信、グループを作成して複数人にまとめてメッセージを送るなど、さまざまなアップグレードをしてきました。

この便利に進化しつつあるiMessageですが、WWDC2021の中でさらなる進化を遂げたiMessageが発表されるのではないかと伝えています。

 

ただメッセージのやり取りには、多くのユーザがサードパーティ製のアプリを使っていることが多く、この現状を打破できる進化が求められているのかもしれません。

 

iPhoneも健康管理機能をアップグレード

Appleが近年、最も力を注いでいる健康管理面では、Healthアプリに食べたもののカロリーや、履歴を管理できる追跡機能が搭載されるとリークされています。

これにより食べ合わせの悪いものや、今の健康状態から摂取するべき栄養素を含む食品や果物などを通知してくれるような機能が追加されると、よりいっそう健康に気を使うようになるかもしれませんね。

 

WWDC2021は6/8の午前2時より

開発者向けに開催されるWWDCですが、日本では6/8午前2時よりストリーミング配信されます。

イベントが開催される現地とは時差があるため、どうしても日本では深夜になってしまうのですが、今後の各OSにどんな新機能が搭載されるのか気になる人は、ぜひリアルタイムで閲覧してみてください。

 

なお各メディアでリークされているような新しいM2またはM1Xチップを積んだMacBookなどの、デバイスに関する発表はほぼないと考えて問題ないでしょう。

 

ただM1XM2の開発状況については何かしらの発表があるかもしれません。ただそれを積んだデバイスを、いきなり発表することはないでしょう。

あくまでもWWDCは開発者向けのイベントであり、デバイスに関するイベントは、春や秋頃に開催されるAppleスペシャルイベントと役割が分担されています。

 

この法則を壊すのは、よほど大きな発表があるときだけと考えて良いでしょう。そう考えるとApple Musicのロスレス対応に関しては何かしらの新しいデバイスが、発表される可能性が一番高いとみて良いのかもしれませんね。

 

 

Source & Photos:9to5mac

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