昨年発売されたiPhone13には、日常の生活からマスクが手放せなくなった今だからこそ、ディスプレイ下に指紋センサーが配置されたモデルが登場することを期待していました。
一部のリーカーからの「Touch ID搭載」という情報もあり、より一層iPhone13でのTouch ID復活に期待する人も多かったのではないでしょうか。
しかし発表されたiPhone13は、Face IDだけが搭載されたモデルでした。
iPhone14にTouch IDは搭載されるのか
昨年末、すでにいろいろリークされていたiPhone14の情報で、Touch IDの復活があるかもしれないと話題になりました。
Face IDしかないiPhoneは、マスクをしたままでは、Apple Watchがないとロック解除ができないし、Apple WatchがあってもApple Payの認証や、アプリごとのロック解除には対応していません。
アプリでPINコードではなくFace IDを設定している人は、都度、マスクをずらして認証させるかPINコードを入力する必要があります。
もしリーク通りTouch IDが復活すれば、いつまで続くかわからないマスクが必要な生活も、不便に感じることなく過ごす事ができるでしょう。
年末に出たリーク情報で、少しの希望があると思ったのですが、Apple Watch Series7のデザインについて、見事に的中させたリーカーのShrimpApplePro(@VNchocoTaco)氏が、「iPhone14~14 Pro MaxにはTouch IDは搭載されない」と大手SNSにリークしたのです。
予想が的中した実績をもつリーカーの情報だけあって、少し信憑性がある情報と思ってしまうかもしれません。同氏のリーク情報の中にはパンチホールタイプのフロントカメラになるだけではなく、サイズとベゼルの厚さには変更がないなどいくつかの情報が書き込まれていました。
特許も取得したAppleの行動に期待
Appleもディスプレイ下の指紋センサーについて、新たに特許を出願したことが判明していて、現在、他社製スマートフォンに搭載されている認証方式とは異なる方式の指紋センサーを開発、iPhone14に搭載するのかもしれません。
とにかく多くのユーザから期待されているTouch IDの復活を、今年の9月頃に開催されるAppleスペシャルイベントで発表されることに期待したいですね。なおディスプレイ下でなくても、すでにiPadで実現している電源ボタン統合式のTouch IDの搭載でもよいでしょう。
ただ、ディスプレイ下または電源ボタン統合式のTouch IDを搭載できるほど内部スペースに余裕がなく、センサー搭載のためバッテリーの容量を犠牲にするようなことにもなりかねません。
Appleの開発力ならすでに実現できていておかしくない機能にも関わらず、ここまで搭載できないのは、他になにかの原因があると考えるべきでしょう。
多くのiPhoneユーザが復活を望んでいるTouch ID、今年のモデルこそ搭載されることに期待して待つことにしましょう。