これまでのリーク情報では、マスクを装着したままでもFace IDが利用できるiOS15.4について、イベント中に紹介されるといわれていました。ですがイベントではいっさい触れられず、翌日も翌々日になっても一向に配信される気配はありません。
「いつになったらアップデートできるんだ」と待ちに待っていたユーザに、Apple公式サイトnewsroomで、3月14日~18日の週にリリースされると掲載されています。
いよいよマスクを装着したままでも、Face IDでロック解除やApple Payの認証が可能になります。
マスク対応Face IDはiPhone12とiPhone13だけ
iOS15.4でアップデートされるマスク対応Face IDは、iPhone12/12 ProとiPhone13/13 Proのみで、iPhone11/11 Proやそれ以前のモデルでは対応していません。
利用可能なモデルは、Face ID用カメラの捉える範囲が広いからと伝えられています。
他にもiOS15.4はFaceTimeで通話するとき、空間オーディオとポートレート機能で、相手の声が写っている方向から聞こえてくるため、より自然に会話を楽しむことができます。特に複数人とのFaceTime通話のとき、同時にしゃべりはじめてもしっかり会話内容を把握できるか気になるところです。
Share Playであなたが閲覧している動画を、FaceTimeで一緒に見てくれる友達を呼び出したり、ウォレットではホームキーや運転免許証を追加したり、iOS15.4はこの時期にマッチしたアップデートといっても過言ではないでしょう。
iPhone SE3は人気がない!?
3月11日午後10時から予約受付開始したiPhone SE3は、執筆時(3月12日)に確認したところ、64GB、128GB、256GB、すべてのカラーモデルで受取日が18日となっています。他にも同時に発売となったiPhone13のグリーンと、iPhone13 Proのアルパイングリーンもすべてのストレージモデルで18日に受取可能です。
おそらくこの背景には、一部のキャリアで新規・MNPや乗り換えで大きな割引が行われるため、かなりお得に購入できることからApple Storeで購入されるユーザが少ないのかもしれません。とはいえ、発売日までまだ時間はあるので、iPhone SE3を購入するかしないか、オンラインまたは実店舗で購入するか、キャンペーンを適用するかしないかをよく考えてから購入するようにしましょう。
なお、Apple純正のケースはiPhone SE2と互換性があるため、iPhone SE3に買い替えてもケースは用意する必要はありませんね。