iPhone13 Proでは実装されなかった常時点灯機能でしたが、海外情報メディアapple insiderによると今秋に発売されるiPhone14 Proでは、同機能が実現するのではないかと伝えています。

 

iPhone13 Proでは、なぜ常時点灯機能が実装されなかった理由もふまえてチェックしていきましょう。

 

常時点灯機能とは

 

Apple Watchや一部のスマートフォンに実装されている常時点灯機能(alway-on display)は、バッテリーの消耗を抑えつつ、ディスプレイの焼きつきを起こさない程度の輝度で、常に何かしらの情報を表示し続けることができる機能です。

 

Apple Watchの場合は、選択した文字盤ごとに常時表示時の文字盤が用意されていて、常に時間やコンプリケーションにより、さまざまな情報を表示したままにすることができます。

 

常時点灯機能がiPhoneに搭載されることで、常に時刻を確認することができるようになったり、メール受信時の通知や何件の着信があったかを、iPhoneを起動することなく確認できます。

 

さらに常時点灯時はディスプレイのリフレッシュレートを最低限に落とすことで、消費電力を極限まで抑えることが可能になり、バッテリーでの稼働時間にそれほど影響を与えません。

 

iPhone13 Proで実現しなかった理由

常時点灯機能を実現するには、リフレッシュレートを可変できるLTPOディスプレイが不可欠ですが、iPhone13 ProではLTPOディスプレイを搭載していたにも関わらず、同機能は実装されませんでした。

 

その理由にapple insiderでは、iPhone13 Proで採用されたLTPOディスプレイのリフレッシュレートの下限が10Hzからになっていることを指摘しています。

 

実際にApple Watchの常時点灯では、リフレッシュレートが1Hzになっています。他社製のスマートフォンで同様の機能が搭載されている場合、Apple Watchと同じようにリフレッシュレートは1Hzとなっています。

iPhone14 Proに搭載されるLTPOディスプレイのリフレッシュレート下限が1Hzになるとリークされていることから、常時点灯機能の搭載が可能になるという訳です。

 

iPhoneで時間を確認するときも、iPhoneを手に取ってスリープを解除する必要がなくなる常時点灯機能、ぜひiPhone14 Proに搭載して、より便利に使えるようになるといいですね。

 

 

Sourceapple insider

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