中古Macを購入する場合のセキュリティに関する問題について（２）
ファームウェアパスワードが有効になっていると、起動ディスクを変更することはできません。
売り手がパスワードを持っていない場合でも、すべてが失われるわけではありませんが、Macのロックを解除するには参加する必要があります。 Appleは、Macの購入を示す元の領収書または請求書が必要であり、MacはApple StoreまたはApple正規サービスプロバイダに直接持ち込まなければならないと述べています。
FileVaultはオンになっているでしょうか。
FileVaultはMacのドライブの内容全体を暗号化し、電源が切れるとファイルを読めなくする。それは私が強く勧めている素晴らしい技術です。ただし、中古Macを購入したときに有効にすると、2種類の問題が発生します。
ログインできるようにするすべてのアカウントでFileVaultを有効にする必要があります。あなたのために用意されている中古Macでは、管理者権限で作成された単一のアカウントがあるはずです。 FileVaultは少なくとも1つのアカウントに対して有効にする必要があるので、それが必要なすべてです。デバイス上に作成された他のアカウントをすべて削除し、このアカウントのパスワードを変更することをお勧めします。
他の誰かがFileVaultを設定した場合に利用できる一種のセキュリティの悪用があります。暗号化をオンにすると、アカウントパスワードを持っていなくても、macOSはドライブを復号化できる回復キーを生成します。これは設定者に直接提供することも、iCloudアカウントにエスクローとして隠蔽することもできます。
売り手はあなたにその鍵を提供することができ、そして提供すべきです。ただし、FileVault暗号化もリセットする必要があります。リカバリキーがないと、ロックアウトされる可能性があります。または、万が一、後で取り戻そうとする可能性がある犯罪者からコンピュータを購入した場合、彼らはあなたの許可やパスワードなしでドライブを復号化する可能性があります。
Appleの指示に従ってFileVaultをオフにしてから、FileVaultをオンにします。復号化と暗号化の両方を完了するのにはしばらく時間がかかりますが、それだけの価値があります。
カタリナで、私のMacを探すをチェック
Appleは、Mac OS 10.15 Catalinaを搭載したiPhoneやiPadに、T2セキュリティチップを搭載したあらゆるMacに、数種類前のリリースで追加したアクティベーションロック保護を拡張している。このチップは、Apple Pay、Touch ID、およびその他の機能をMacでも使用可能にするのと同じ「安全なエンクレーブ」を提供しており、iPhoneやiPadの世代でも使用されています。
アクティベーションロックをオンにすると、Macを消去して最初からmacOSを再インストールすることはできません。メインアカウントまたは単独のアカウントにログインし、iCloudの環境設定パネルを見てアクティベーションを確認します。
もしそうなら、それは売り手が他のiCloud情報をあなたと共有していること、そして将来の消去に対してMacがロックされていることを意味しています。アクティベーションロックが無効になっていることを確認する必要があります。
iTunesの認証を解除する
購入時の礼儀として、購入者がMac上でiTunesを認証解除する前に、認証を解除するように促します。 iTunes Storeでは、1つのアカウントで使用できるコンピュータが5台に制限されているので、macOSを再インストールした後でも、ドライブを消去した後で個々のコンピュータの認証を解除することはできません。
ただし、iTunesアカウントに関連付けられているすべてのコンピュータの認証を解除してから、セットに入れたいコンピュータだけに再度ログインすることができます。 1年に2回しかすべてのコンピュータの認証を解除できません。
MacはOSのサポート期間が長いのが特徴です。ハードウェア自体に問題がなければWindowsと比べても長く使うことができます。
そうした理由から、中古の価格がなかなか下がらなかったり、新製品を購入するよりも中古で購入する方が増えています。
ですが、Macはセキュリティ機能が豊富で中古で購入した場合にロックがかかっている場合もあります。
中古で購入してもロックがかかっていて使えない場合、ロックをかけた本人しか解除することができないため、Macを使用することができません。
こうしたセキュリティに関する問題をしっかりと理解した上で必要なMacを探す必要があります。
Source:macworld
