2020年4月1日からMNOとして正式サービスを開始すると噂されている楽天モバイルに、少しだけ動きがあったようです。

決算会見の席で料金プランの発表日を公言

以前、楽天モバイルはネットで料金プランの一部がリークされて騒然となりました。

 

ですがついに3月3日に公式発表すること、三木谷氏が公表したのです。報道陣からどのようなプランになるのかと質問を受けた三木谷氏でしたが、「お楽しみに」と返答したことを見るとかなり頑張ったプラン構成になっている可能性が考えられます。

格安SIMサービス(MVNO)をかなりの低価格でされていますが、4月から提供される携帯電話事業者(MNO)は、自社でアンテナ基地局を設置しネットワークを1から作り上げるためかなりの投資と時間が必要となります。

 

また、サービス開始当初は自社回線のみだけでは提供できるエリアが狭いため、auとのローミングを利用した展開となります。企業としてauへのローミング料金の支払いが発生します。

 

すでにエリアや利用者を制限することでサービスを提供している楽天モバイルですが、KDDI側からはローミング料金の支払いがないとは聞いていないと、少しばかり険悪な雰囲気を醸し出していました。このまま両者の間に溝ができてしまうと、楽天モバイルのサービス提供に支障をきたすことになります。

 

また、このように費用がかかることからMVNOで提供しているような価格帯にすることは、まず無理と考えて良さそうです。

グループ企業の強みを活かしたプラン提供

ただ他の携帯電話会社と違う点は、楽天は他のサービスを幅広く手掛けていることです。

 

楽天モバイルのアドバンテージは、楽天市場のようなショッピングサイトから銀行業務など手広く様々な業種を手掛けることです。すでにサービスを利用しているユーザに対して、料金プランから一定額の割引が行われるなど、いろいろな方法で安くするサービス提供することが可能になるのではないでしょうか。

 

そうなるとUQモバイルやワイモバイルなどが提供する価格帯あたりで、楽天モバイルも勝負することができるかもしれません。

楽天モバイルの5Gサービスはいつ?

他の携帯電話会社は2020年4月頃より次世代通信規格5Gサービスを開始すると言われていますが、楽天モバイルはいつ頃からの提供となるのでしょうか。

これについては、当面は4Gの環境整備が第一の課題であり、それと並行して6月頃から5Gのサービスも始め、2021年3月頃には全国での5Gサービスが提供できるようにしたいと話していたそうです。

 

現在、各ニュースメディアの報道でも、楽天モバイルの4G基地局は順調に数を増やしており当初の目標値を超す勢いで拡大しているとのことです。

楽天モバイルを実際に使用

知り合いに楽天モバイルの無料サポータープログラムに当選した人がいるので少しだけ触らせてもらったのですが、他の携帯電話会社のサービス品質と変わりありませんでした。

 

通信速度の計測を行ってみましたが、30〜40Mbps程度とストレスなくインターネットを楽しめる速度となっていました。

 

都内某所でも十分に使用できる楽天モバイルの存在は、他の携帯電話会社にどのような影響を与えるのでしょうか。

 

Source&Images:楽天モバイル

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