2020年3月に登場すると噂されているiPhone SE2(iPhone9)ですが、ここにきてリリース時期が延期されるのではないかと、あの著名なミン・チー・クオ氏が投資家に向けに報告しています。

iPhone11 ProやiPhone11の製造にも影響が

世界的に大流行の兆しを見せる新型コロナウイルスの影響から、iPhoneを製造しているサプライヤーの稼働率が低下していることが報告されています。

Foxconnについては、旧正月休暇を取得して復帰する従業員が2月2日より稼働することを見込んでいたのですが、実際は1週間近く延期となってしまっているそうです。

 

これによってiPhone11シリーズの生産台数が低下しているだけではなく、さらに3月に発表されると噂になっている廉価版iPhoneの製造も、間に合っていない可能性が高く時期がずれ込む恐れが出てきているのです。

 

工場があっても中で働く従業員がいなければ、製造ラインは役に立ちません。しかもコロナウイルスへの対応策も不確実のなか、多くの人が病の倒れている状況で仕事に復帰するのさえ難しいと考えてしまう人も多いのでしょう。

 

以上のことからミン・チー・クオ氏は、今後の動向に注視するべきだと投資家たちに警告したのです。

他の製造ラインはどうなのか

iPhoneの製造を受け持っているサプライヤーはFoxconn以外にもありますが、Pegatronの上海工場では2月以降、離職する人が多く稼働率は下がることは必死のようです。

 

また別の拠点にある同サプライヤーの工場でも、稼働再開が延期されたりしていることから、再開したとしても40~60%程度の従業員が帰ってくるが、生産は追いつかないだろうといわれているのです。

この影響はさらに拡大する!?

ここまではiPhone11シリーズと噂になっているiPhone SE2の話でしたが、さらに毎年9月に発表されている次期iPhoneに関しても、コロナウイルスの影響でリリースが遅れるのではないかと予測している人も現れています。

すでにFoxconnなどはインドにある工場に拠点を移して対応しているそうですが、製造できる台数に制限があり、稼働していない確率をカバーするのは無理のようです。

 

またコロナウイルスに対する予防については、構成労働省などの公式サイトに掲載されていますが、石鹸やアルコールで消毒をするなど一般的な風邪と同じような対応策のように見受けられます。

 

またマスクについてもスーパーなどでは、連日売り切れの状況が続いている状況となっています。ネットでもかなり高額になったマスクなどが売られており、一般人もかなり困惑している状況でもあります。

 

これではiPhoneの生産だけではなく、さまざまなものが製造できずに滞ってしまう恐れまで出てきます。早いところウイルスを駆逐して、安全に活動できる状況を作ってもらいたいものですね。

 

Source&Images:MacRumors, Foxconn

おすすめの記事