先日、新コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、中国圏を除く全世界のApple Storeが3月27日まで閉店となったとお伝えしました。
ですが、Appleの公式サイトでは具体的な日数の表記がなくなりました。
Apple公式サイトの表記変更
Appleの公式サイトでは、これまで「27日まで閉店」との表記だったのを、「追って連絡をするまで閉店」するという内容に書き換えられています。
表記変更前の日程は、Appleのプレスリリース「Newsroom」でも伝えられていたように3月27日までとなっています。以降、閉店期間の延期については、同サイトでも触れられていないのです。
またApple Store各店舗の開店/閉店スケジュールページも、確認した日から1週間先まで閉店の表記になっていることから、無期限の閉店体制になったと考えてよいでしょう。
なお店舗については閉店となりますが、前回もお伝えしたようにオンラインでの商品購入や、修理に関する相談などもサポートセンターで受付を行なっています。
台数購入にも制限が
3月18日に待望の新iPad Proや新MacBook Airが、Apple公式サイトで公開されました。
ついに発表になったと喜んだのも束の間、購入するデバイスによっては購入制限がかけられているようで、購入時に1人当たり何台までといった画面が表示されるとのことです。これは今回発売となった新iPad Proや新MacBook Airだけではく、iPhoneでも複数台の購入には制限がかかるようです。
このような措置は、2007年にiPhoneが発売された当初、転売目的の購入者を避けるため制限(1人2台まで)をかけた事がありましたが、それ以来は初となるのではないでしょうか。今は購入に関しての制限となっていますが、そろそろ修理に対してもリペア用のデバイスが用意できない事態になりかねません。
Apple Storeの閉店はいつまで続くのか
この状況はいつまで続くのでしょうか。すでに収束しつつあるという見方もありますが、未だにイベントやコンサートなどの「人が集まる」ことに関しては、自粛するように政府から求められています。
Apple Store 銀座店の営業時間
東京オリンピックの開催すら延期を検討する段階に入り、選手の中には延期しなければ出場しないという声も上がっているとニュースメディアで法事荒れています。
また海外の一部のSamsungやOPPOなどのスマホメーカーでは、インド政府からの要望に応じ製造工場を一時的に閉鎖したのです。
Samsungにとっては年間で1億台を超える工場だったため、かなりのダメージとなることが予想されます。このような状況ではAppleでさえ、工場閉鎖による台数確保ができなくなる可能性も十分にありえるのです。
Appleも6月のWWDC2020をオンライン、9月の次期iPhoneを発表するイベントをどうするかの検討に入っている模様です。2020年、Appleや別のスマートフォンメーカーはどうなってしまうのでしょうか。
Photos:Apple