ついにこの時がやってきました。AirPods Proの在庫が潤沢になり、Apple Storeの表記が『在庫あり』に変わったのです。
しかも1日経過しても状況が変わっていないことから、しばらく続くのではないかと思われます。
AirPods Proの在庫が潤沢になった背景
実は先週ぐらいからAirPods Proの配送にかかる日数が、以前は3〜4週間かかる表記だったのですが、先週ぐらいから5〜7日に変わっていました。
この変化は多くの情報メディアで、一斉に報じられたぐらいです。
そして先日、Apple StoreでAirPods Proの在庫状況を確認してみると、在庫ありの表記に変わっていたのです。住んでいる地域にもよりますが、翌日には手元に届くのです。
在庫が潤沢になった理由は、店頭販売台数分をオンラインに回せるようになったからではないでしょうか。
以前からも店頭販売向けのAirPods Proの入荷はあり、一時的にApple Storeの表記が『店頭で受け渡し可能』になる日がありました。この情報をいち早くキャッチしたユーザが購入できる状態でもあったのです。そのため気がつくと、すでに品切れとなっていたのです。
その分がコロナウイルスの拡散対策のために行われたApple Storeの一時的な閉鎖が、AirPods Proの在庫とを潤沢にさせた理由なのかもしれませんね。
家電量販店分を引いても潤沢へ
AirPods ProはApple Storeだけで販売している商品ではなく、家電量販店などでもAppleショップを展開している店舗があります。
こういった店舗へ流通を加味したとしても、Apple Storeでは在庫ありの表記になったことから、十分な在庫を抱えることができたと考えてもいいかもしれません。
でもAirPods Proは注意が必要
在庫が潤沢になり「やっと手に入った」と安堵して購入する人もいるかもしれませんが、AirPods Proが抱えている潜在的なトラブルは未だに解消されていません。
AirPods Proに提供されているファームウェアは、多くのバグを抱えています。実際に利用していても左右のバランスがおかしくなったり、細かく途切れたりする現象は未だに治っていないのです。
だから現在、発売されているモデルでも解消されていないことは、火を見るより明らかです。こうなってしまうとせっかく在庫が潤沢になったとしても、利用し続けることが苦痛になってしまうかもしれません。
せっかくいい商品なのにもったいないとしかいいようがありません。
早急なファームウェアのアップデート対応で、せめて接続が切れやすいことなどを改善していってもらい、ベストコンディションでAirPods Proの凄さを堪能したいですね。
Source & Photo:Apple