政府は4月20日、新型コロナウイルスにより家計にかかる負担を減らすために、国民一人当たり10万円を給付することが決定しました。
給付金を受け取るには、在住している市町村から送られてくる申し込み用紙を利用するか、マイナンバーカードがある場合はマイナポータルサイトから申請を行う必要があります。
せっかくだからiPhoneから給付金の受付を行ってみようと考えている方がいたら、次のポイントに注意して実践してみましょう。
給付金を申請するために必要なもの
給付金を受け取るために必要な手続きを始める前に、iPhoneから申請を行う場合は次の条件が揃っていることを確認してください。
マイナンバーカード
すでに作成されている方も多いと思いますが、申請の際に必要なパスワードがあります。このパスワードも数回間違えてしまうとロックが掛かり、ロックの解除に役所での手続きが必要になります。
iPhone7以降のモデル
iPhone7以降のモデルから、Apple Payを利用するための非接触式ICカード機能が搭載されました。なおiPhone SE(2020)にも搭載されている機能なので、購入された方はiPhoneから手続きを行いましょう。
iOS13.1以降にアップデートされている
インストールされているiOSバージョンは「設定」→「一般」→「情報」→「システムバージョン」から確認し、iOS13.1以降でない場合は、アップデートするようにしましょう。
この条件を満たす方は、すぐにApp StoreからマイナポータルAPをインストールしましょう。
マイナポータルAPから申請を行う
マイナポータルAPのインストールが終わったら、アプリを起動して「ぴったりサービス」をタップします。
ぴったりサービスのトップページには「給付金」の受付について掲載されているので、指示に従って入力が必要なところを埋めていきましょう。
なお作業を始める前に、自分が住んでいる市町村で給付金の受付を開始しているか確認を行ってから、手続きをすすめるようにしてください。
どうやってiPhoneでカードを読み取るの?
表示されている内容で手続きを進めていくと、マイナンバーカードを読み取るように指示されます。
マイナンバーカードを読み取るときの方法は、画面にアニメーションで表示されます。アニメーションに従って、iPhoneの背面にマイナンバーカードを接触して読み取ります。
あとはしっかり説明を読んで、iPhoneから手続きを済ませてしまいましょう。ネットの情報を確認すると、申請に必要な書類が手元に届くのが5月下旬ごろだそうです。
せっかくマイナンバーカードを持っているのであれば、こういうときに電子申請方法を覚えておくのもいいかもしれませんね。
Source&Photos:総務省