毎年6月ごろに開発者向けイベント「WWDC」を開催しているAppleですが開催している、2020年は新型コロナウイルス拡散防止のためイベント史上初となるオンラインでの開催となります。

そして先日、WWDCの基調講演を閲覧する方法が公開されました。さっそくチェックしておきましょう。

WWDC2020の基調講演を閲覧する手段

初となるオンラインで開催されるWWDCですが、配信される基調講演はどのような方法で閲覧すれば良いのでしょうか。

閲覧方法①Apple Developerアプリを使用

iPhone向けに提供されているApple Developerというアプリがあります。

このアプリをApp Storeからインストールすれば、開催日になると閲覧することができるようになります。

閲覧方法②YouTube

ここ最近、Appleもいろいろな配信方法でAppleスペシャルイベントに様子を配信してきました。

今回はライブ配信でありませんが、WWDCの様子を閲覧することができます。

閲覧方法③Apple Webサイト

WWDCの開催日になればAppleの公式サイトに、WWDCの基調講演が閲覧できるWebページのリンクが用意されます。開催日になりましたら、公式サイトからリンクをたどって閲覧することが可能です。

WWDC2020が注目を浴びる理由

WWDC2020ではiOSやiPadOS、その他のデバイスで利用されている各OSがどのように進化するかが見れるイベントとなっています。また発表された機能を搭載した次期OSのリリース時期も発表されることから、ソフトウェア開発などを行なっているメーカーは注目していることでしょう。

ですがここ近年、このWWDC内で新しいハードウェアが発表されたことがあり、それ以降、各種メディアが「今年こそ何かハードウェアの発表がされるのでは」と注目を集めているのです。

今年のイベントでも「ハードウェアに大きな変革が訪れる」ことが噂されており、もしかすると新しい製品の発表があるのではないかと、いつもよりも注目を集めている状況です。

・発表されるかも①ARM採用MacBook


MacBookやiMacなどで使われているCPUですが、ここ近年ではインテル製が採用されています。

インテル製でも高性能で十分な省電力性能を提供できてきたのですが、これまで以上の高性能と消費電力を手に入れ、Appleで設計することができるCPUに切り替えるといわれています。

実はCPUの処理速度をはかるベンチマークの結果では、iPad Proに搭載されているAチップシリーズが、インテル製のCPUを遥かに超えるベンチマーク結果を叩き出しています。

そのためインテルだけに依存するのではなく、自社開発したCPUでさらなる進化を求めるのかもしれません。

・発表されるかも②FaceID採用iPad Air4


2020年前半でiPad Proが、ダブルレンズとLiDARセンサーを搭載し拡張現実(AR)に特化したモデルに進化しました。

ということは、iPad Airの進化に期待がでてきました。

なぜならiPad Proの10.5インチモデルがなくなった時、iPad Air(3世代)がsmartコネクタを搭載し、ベゼルレスのディスプレイを採用した10.5インチディスプレイモデルが発表されました。

実はiPad Air3と同じようなスペックを搭載したモデルが、10.5インチiPad Proとして発売されていたのです。

そうなれば次のiPad Air4は、以前発売されていた11インチiPad Proと同じようなスペックを搭載したモデルとして登場するかもしれません。

このようなモデルがWWDCで、発表されるかもしれない可能性が出てきたのです。

公式プレリリースでも新製品?

Appleのプレスリリース「Newsroom」からは、WWDC2020では新製品とテクノロジーを披露するといったことが書かれています。

このような記述があることは、ここで紹介したような新製品の登場かもしくは誰も想像していないような新製品が発表されるかもしれません。

さらにどんな進化をするのか期待できるiOSやwatchOS、いろいろなOSたちがどのように変わっていくのか、ワクワクしながらWWDCの開催日を待ちましょう。

WWDC2020は現地時間6月22日午前10時からとなっています。日本時間では6月23日午前2時からになります。

 

 

Source:Apple

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