AppleとGoogleという巨大なIT企業がタッグを組んで、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するための仕組みを作ると発表し話題になりました。この仕組を利用したアプリが遂にリリースされました。

現在(6月20日午前3時)、App Storeよりインストールが可能となっています。

感染経路を知ることが拡大防止につながる


厚生労働省が開発した新型コロナウイルス接触確認アプリを使うと、このアプリをインストールした人同士の接触を記録します。

更にこのアプリをインストールした人が感染してしまい陽性と判断されてしまった場合、このアプリから匿名で陽性登録を行うことができます。陽性登録をするとこれまでアプリが記録した接触した人に対して、感染した人物と接触があったことが通知されるようになっています。

ちょっと怖く感じてしまうかもしれませんが、あなたがこれまでに接触した人の中に陽性と診断された方がいた場合、早期にその人が誰と会っていたかを把握することで発症前に治療をすることができるかもしれないのです。

14日後には接触情報は削除される

気になるプライバシー保護もしっかりできているアプリで、接触の記録については行政機関や第三者が把握することはできなくなっています。

さらにアプリから接触の検知や通知については、すぐにオン/オフすることができるので、ちょっとバッテリーの残量が心持たないと思ったときは、必要に応じて機能をオフにしましょう。たとえオフにしても、これまでの接触の情報は削除されないようになっています。

このようにプライバシーに配慮されたアプリになっているので、インストールしても安心して利用することができます。

緊急事態宣言が解除され徐々に生活が戻っている状況だからこそ


緊急事態宣言が解除されてこれまでテレワークや、自宅待機などを強制させられていた人たちの生活は少しずつ戻りつつあると思います。

ですが緊急事態宣言が解除されたとしても、コロナの驚異は拭い去れていません。

そのためにもこのアプリをインストールして、通勤や通学でも安心して行動できるようにしましょう。

Google PlayでもAndroid向けに提供を開始

こちらの新型コロナウイルス接触確認アプリは、Android向けにも提供されています。

そしてiPhoneを利用している人でもAndroidを利用している人でも、共通して接触の情報を保存できるのが大きなメリットです。せっかくのアプリなのに使っているスマートフォンのデバイスで、データが記録されないのでは意味がありませんからね。

皆さんもすぐにアプリをインストールして、通勤や通学でも観戦するリスクを考えて行動をしましょう。

 

 

Source:厚生労働省

おすすめの記事