Appleの動向に詳しいアナリストのミン・チー・クオ氏が新たに発表したレポートによると、iPhone12/Max向けに製造されている広角カメラレンズにトラブルが発生しているというのです。

 

カメラレンズに不具合!?

クオ氏のレポートによると、iPhone12/Max向けのカメラレンズを製造しているGenius Electronic Opticalが行った高温高質テスト中に、広角レンズのコーティングに亀裂が入る事象を確認したというのです。

そのためGenius Electronic Opticalからコンポーネントの供給に、遅れが出始めているようです。

 

このままではiPhone12/Maxの発売にも影響が出るのではないかと不安になってしまうかもしれません。

 

発売が遅れない理由

クオ氏は、Appleはカメラレンズに関して他にも契約しているサプライヤーがあり、そのサプライヤーからの供給を優先することでiPhone 12/Maxの発売スケジュールを守るというのです。

Genius Electronic Opticalがカメラレンズのトラブルを解決したとしても、別サプライヤーによって失ったシェアを取り戻そうとするには、提供している価格から30%削減させる必要があると語っています。

 

なおiPhone12 Pro/Pro Maxについては、このようなトラブルは報告されていません。

 

iPhone12は2020年内にすべて発売される

Appleの最高財務責任者ルカ・マエストリ氏がiPhone12の発売は、少し遅れるかもしれないという発言で注目を浴びています。

 

その背景には、サプライヤーの製造が間に合わなかったり、トラブルなどでコンポーネントの供給が遅れてしまったり、新型コロナウイルスの影響が少なからずあると考えた方が良いかもしれません。

 

これまでにないぐらい大きな障壁がある2020年ですが、AppleはiPhone12シリーズを年内に発売することを目指しています。さらに次期iPad miniやApple Watch Series6なども、Appleスペシャルイベントで発表され年内に発売されることでしょう。

 

 

Source&Photos:MacRumors

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