2021年2月23日、Appleはオンラインで年次株式総会を開催しました。
その中でCEOティム・クック氏が、2021年に発売されるiPhoneや、Macに関するとても気になる発言が飛び出したことを海外情報メディアMacRumorsが伝えています。
Apple年次株主総会のルール
毎年、開催されているAppleの年次株主総会では、株主が幹部に質問をしたり、提案に投票したりすることができる参加型の総会となっているようです。
またこの総会の場では、今後リリースされる製品に関する詳細情報は公開されないルールとなっているようで、2021年も例外ではありませんでした。
ですが株主側としては、これからどのような製品を発売するのか、その行動が直接株価につながるため、気になるのは仕方がないことです。
そんな株主の声に応えようとしたCEOティム・クック氏は、「Appleは最も便利で、最も革新的で、最も信頼できる最高の製品を製造している。2021年、Appleはその使命を次のレベルに引き上げた」と述べました。
さらに具体的な製品情報の提供はできないと断った上で、「iPhoneにとってエキサイティングなこと」と、「コンピューティングにとって素晴らしいこと」が起きると付け加えたのです。
エキサイティングなiPhoneとは
2021年に発売される次期iPhoneは、すでにリーカーたちから2つの生体認証機能が搭載されるとリークされています。
しかもディスプレイ下に指紋センサーを埋め込んだタイプになるか、電源ボタンに統合されたタイプになるか、どのような形で提供されるかわかりません。
ですが、Touch IDとFace IDの両方を搭載したiPhoneは、マスクが必須のこの状況下において、最高に便利な機能を搭載したiPhoneになることは間違いないでしょう。
また生体認証機能以外にも、リークされている折りたたみiPhoneの登場がありえるかもしれません。もしかするとiPhoneとの親和性で、購入しない理由が見つからない、AirPods Proの新モデルが登場する可能性もあります。
iMacやMac Proなど新モデルの登場に期待
また「コンピューティングについても素晴らしいこと」の発言は、MacBook Proのベゼルレスディスプレイ採用で14.0インチにアップデートされるか、Apple Siliconの強化版を搭載したiMacやiMac Pro、Mac Proなどの登場が予想できます。
新Macについてもリーカーたちからすでに、M1X(12コア)のCPUが登場するのではないかとリークされていることから、早ければ6月に開催されるWWDC2021(仮)か、2021年秋頃に開催されるAppleスペシャルイベントで発表されるでしょう。
2021年もAppleがやってくれる!
2021年もまだ始まったばかりですがいろいろな情報がリークされ、ネットを賑わせています。
つい最近リークされた情報では、ここ近年開催されなかった3月のAppleスペシャルイベントが16日開催され、iPad Pro(2021)とiPad mini(第6世代)が発表されると伝えられています。
また以前から幾度となくリークされてきた紛失防止タグAir Tagsですが、こちらも3月開催のイベントで発表されるといわれています。こちらの製品はSamsungに先を越されてしまったので、Appleとしては何がなんでもリリースしたい気持ちだと思われます。
イベントではどんな製品が登場するのか、どのリーカーが正確に情報を伝えていたのかなどに注目しながら、Appleからの正式発表を待ちましょう。
Source:MacRumors
Photos:Apple Special Event