著名なアナリスト、ミン・チー・クオ氏が2022年以降に発売される次期iPhoneは、ノッチデザインのディスプレイからパンチホールデザインのディスプレイに変更されるだろうというリーク情報を公表しました。

 

この公表されたリーク情報に対して、ジョン・プロッサー氏は真っ向から反論する内容を、自身が運営しているYouTubeチャンネルで、「パンチホールを採用したデザインにはならない」と真っ向から反論する意見を公開して話題となっています。

 

ジョン・プロッサー氏の反論

プロッサー氏は、パンチホールを採用したディスプレイは使わないと、クオ氏の意見に対して反論することを動画で公開しました。ですがAppleはノッチレスを諦めておらず、パンチホールのデザインではない方法で実現するだろうと付け加えています。


どのような方法になるのかプロッサー氏は語っていませんでしたが、ZTEが実現した技術を採用すれば、必要なコンポーネントをアンダーディスプレイに配置したFace IDが実現し、夢のフルディスプレイiPhoneが登場するかもしれませんね。

 

ZTEの技術

Androidスマートフォンでよく見かけるパンチホールデザインのディスプレイは、セルフィーを撮影するカメラだけを配置したもので、iPhoneのようなFace IDに必要なコンポーネントを配置する配慮がされていません。

このことからFace IDを搭載したモデルのノッチレス化は難しいのではないかと考えてしまいそうですが、2021年に開催されたMWC Shanghai2021で、ZTEがアンダーディスプレイにコンポーネントを配置した顔認証認識システムを発表しました。

 

さらに同社は以前、アンダーディスプレイにインカメラを配置しても、綺麗に撮影ができる技術を開発し同機能を搭載したスマートフォンを2020年後半で発売しています。

 

以上のことからパンチホールのディスプレイも採用せず、ノッチレスでフルディスプレイを実現した次期iPhone2022年以降に登場することになりそうです。

 

6月に開催のWWDC2021

毎年、6月ごろに開催されるWWDCは、iOSiPadOSなどに追加される新機能を公表するイベントです。おそらく2021年も、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観念から、オンラインでの開催になることは間違いないでしょう。


そしてWWDCiOSiPadOSに関わるアップデート内容について、大きな変更が加われば、新しいハードウェアの発表も行われるかもしれません。その中でiOSから制御されたインカメラや、Face IDの挙動について何かしらの情報が公開された場合、ノッチレス化を実現したiPhoneの登場に期待できそうです。

 

どのくらい先にiPhoneのノッチレスデザインモデルが登場するのか、今から期待して待つことにしましょう。

 

 

SourceFRONT PAGE TECH(YouTube)

Photos:MacRumorsXiaomi

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