海外情報メディアのSvetapple.skが、編集部用で購入したiPhone12のレッドモデルで、アルミニウムフレーム部分が色褪せしていることを伝えています。

 

購入時点で透明なケースを装着して使っていることから、色褪せさせてしまうようなクリーナーなどは使っていないとのことです。Appleは、iPhoneの色褪せについて、どのような対応をするのでしょうか。

 

色褪せの原因を追求

Svetapple.skでは、なぜiPhone12に色褪せ現象が発生してしまったのか、いろいろな確度から検証しました。

原因①直射日光説

色褪せの原因のひとつである「直射日光に長時間晒す」を考えてみました。

 

着色されたアルミニウムは、紫外線が当たるような場所で長時間利用していると、色褪せする可能性があるとMacRumorsのフォーラムでも語られていました。ですが全世界で流行している新型コロナウイルス感染症によるロックダウンや外出自粛、加えて冬の寒さで外出するのが億劫なこともあって、そのようなシチュエーションはないと思われます。

 

原因②ケース素材と化学反応説

次に考えられたのがケースに採用されている素材との化学反応で、色褪せしてしまったのではないかという 説です。

iPhone12を購入と同時にケースを購入し装着していることから、全体的に色褪せすればケースとiPhone12の化学反応と理解できるのですが、スピーカーやマイク、ライトニングコネクタ部分など他の場所は色褪せてないことから、化学反応説もないといえます。

 

このような色褪せが他のユーザにも現れていないか、Svetapple.skのスタッフがAppleサポートフォーラムをチェックしてみると、iPhone12ではなかったもののiPhone11iPhone SE(2世代)で、しかもレッドモデル以外にも発生している投稿を見つけたのです。

 

このような事象に遭遇した場合、Appleはどのような対応を行うのでしょうか。

 

Appleは対応しない

Appleサポートフォーラムでも色褪せについての修理は可能かAppleに問い合わせたところ、修理対応できないという回答だったそうです。理由は簡単で「デバイスの性能に影響がない」だからです。

過去にiPhone6 Plusは強度がなく、曲がってしまう事象が発覚した時も同じようにデバイスの性能に影響がないため、修理を受け付けることはできないと回答を受けたことがあります。ですがユーザとしてはiPhoneに性能だけではなく、デザインが好きで購入しているユーザも少なくないでしょう。

 

購入から数ヶ月しか経過していないにも関わらず、デザインを損なうような外観の欠陥も修理できる体制を作り上げて欲しいものですね。

 

 

SourceSvetapple.sk

Photos:Svetapple.sk

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