4/21に開催されたAppleスペシャルイベントは、これまでのように開催前にリークされた情報通りのデバイスを発表するのではなく、イベントで初めて知ったデバイスの情報があり、ここ近年味わえなかった新鮮さを感じるイベントになりました。

 

そんな中でも発表された紛失防止タグAirTagは、すでにリークされていていつでるのか期待されていたデバイスです。いったいどんなデバイスで、どんなことができるのかチェックしていきましょう。

 

AirTagとは

鍵や財布、カバンや自転車など、あらゆる物にAirTagをつけておけば、どこに置いたかわからない鍵や盗難にあった自転車が放置された位置を特定することができ、簡単に見つけることができるデバイスです。

優秀な探す機能

AirTagiPhoneにインストールされている「探す」アプリから見つけることができますが、ペアリングしているデバイス先がiPhone11iPhone12シリーズの場合、「正確な場所を見つける」機能が利用でき、AirTagまでの距離や方向をナビゲーションしてくれます。

なお出先でカバンや盗難にあった自転車のように、Bluetoothの電波が届かない場所で失ってしまった場合、AirTagの発信する電波をキャッチしたiPhoneiPadなどで構成される「探す」ネットワークを通じて、持ち主に紛失物の現在位置を伝えるようになっています。その通信はしっかりプライバシーが担保されているため、第三者に持ち主の情報や発見したiPhoneの情報も漏洩することはありません。

またAirTagに公開できる情報を設定しておけば、発見した人がiPhoneNFCに対応したスマートフォンをかざすと、連絡先やメッセージを表示させることができます。これで発見してくれた人と、スムーズに連絡をとることも可能です。

気になるバッテリーや防水機能の搭載は?

AirTagのバッテリーは、ユーザでも簡単に交換できる機構と、すぐに入手することができるCR2032コインタイプの電池で、1年以上交換しなくても利用できるように設計されています。また交換するタイミングもiPhoneが教えてくれるので、いつ交換したかを記憶しておく必要もありません。

 

これならバッテリーについては、心配することなくAirTagを利用することができますね。

 

またAirTagは、IP67等級の耐水性能が搭載されているので、屋外で紛失して雨風に晒されても壊れることなく、見つけるまでBluetoothの電波を発信し続けることができます。ただiPhoneのような高性能な耐水機能ではないため、水中に落としてしまった場合は壊れてしまうかもしれません。

 

気になる発売日と価格

価格は1個が3,800円、4個入りが12,800円で購入できますが、カバンにつける時に必要なアクセサリと合わせて購入すると、かなりの金額になってしまうかもしれません。なお一つのAirTag4文字まで刻印するサービスも提供しているので、わかりやすい名前をつけておけば管理もしやすいでしょう。

発売日は4/30ですが、予約開始時点で初出荷分は売れ切れていて、この記事を執筆している4/26時点ではお届けが5/812となっています。また刻印を入れてしまうとさらに1ヶ月伸びて6/7~14となってしまいます。

 

ちょっとでも欲しいと思った人は、今すぐApple Storeから購入して少しでも早く手元に届くようにしておかないと、どんどん入手するのに時間がかかってしまうかもしれません。よく物を失くす人は、AirTagで紛失生活から脱出しましょう。

 

 

Source&PhotosApple

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