Appleスペシャルイベントは、Apple Watch S6やApple Watch SE、iPad(第8世代)やiPad Air(第4世代)など、新しいデバイスだけの発表の場ではありませんでした。

 

新しくなるiOSやiPadOSも、しっかり紹介されていました。

 

iOS/iPadOSは9月17日より配信開始!

9月17日、待ちに待ったiOS/iPadOS14の正式版が配信されます。iOS/iPadOS14の大きな変更点といえば、カレンダーや株価などの情報を大きく表示できるようになったウィジェットです。

昔、iPhoneもAndroidのように、ホーム画面をカスタマイズできたらいいなと思っていたユーザも多かったのではないでしょうか。アイコンの大きさを変更できて、表示できる情報量も増やせるのは、すぐに必要な情報を確認できる便利な機能です。

 

いちいちアプリを起動しなくても、Face IDまたはTouch IDでロックを解除したら、確認したかった情報にアクセスできる高い利便性を手に入れたのです。

 

これまで全画面表示だったSiriや電話の発着信インターフェースで、作業が中断させられてしまうのは今日で終わりです。

 

iOS/iPadOS14では、今やっている作業を中断させるようなことがないインターフェースとして生まれ変わったのです。しかも見落としたり、操作性が悪かったりといったこともありません。

着信通知は通知のようにディスプレイ上部に表示され、その通知画面内に受信と拒否のボタンが表示されているので、取り損ねる心配はありません。

 

このようにインターフェースが大きく変わるiPhoneとiPadは、慣れるまでに多少時間がかかることでしょう。

 

提供されるされるワクワクする新機能

AppleのデバイスとAirPods Proを利用している人は新たな機能として、空間オーディオが利用できるようになります。これは映画館でサウンドを楽しんでいるように、あらゆる方向の音を実感することができる機能になります

しかもドルビーAtomsなど、立体的なサラウンドを配信している映画やコンテンツも十分に堪能することができます。このような素晴らしい機能のアップデートが、無償で手に入ってしまうのは嬉しい限りです。

 

その他のAirPods Proでできる新機能は「はやく使ってみたい!AirPods Proも進化する新しい機能を!」を御覧ください。

 

なお空間オーディオを楽しむには、iOSやiPadOSのアップデートだけではなく、AirPods  Proのファームウェアアップデートも必要となります。

 

AirPods Proは9月16日午後2時の時点で、空間オーディオの対象となるバージョンにアップデートされていることが確認できました。

 

空間オーディオを利用するためにはiOS/iPadOS14へのアップデート前に、次の手順でAirPods  Proのファームウェアが最新になっているかを確認してくださいね。

 

確認方法

iPhoneとAirPods Proを接続した状態で、「設定」→「一般」→「情報」→「AirPods Pro」をタップします。次に表示された詳細情報の画面で、ファームウェアが「3A283」となっていれば最新版にアップデート済みです。

もし違ったら「ようやくリリース!AirPods Proのファームウェアにアップデート配信!」を参考にアップデートを実施しましょう。

 

アップデートに必要な時間はどのくらいか

iOS/iPadOS14へのアップデートは、普段行われているバグ修正などの細かいアップデートとは違うため、アップデート自体はかなり時間がかかります。

 

アップデートを実行してから寝て、起きた頃には完了しているという感じになるでしょう。

また今回のようなメジャーアップデートの場合は、一部のゲームやアプリがiOS/iPadOS14に対応していないものが多数あります。

 

アップデートしたらゲームやアプリが動かなくなって困ったとならないように、アプリの開発元に確認をした上でアップデートするようにしましょう。

 

最新のOSは毎年、深夜頃から配信が始まります。また前述しているように、アップデートにも相当な時間がかかるので、できる限り時間に余裕があるときにアップデートするようにしましょう。

 

なお9月17日は、iOS/iPadOSだけではなく、Apple Watch向けのOS「 watchOS7」も配信されます。こちらもしっかりアップデートして、新機能を堪能しましょう。

 

 

Source:Apple

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