2020年9月に開催されたAppleスペシャルイベントで、Appleは提供しているサブスクリプションサービスをひとつにまとめたサービス「Apple One」を発表しました。
そして11月1日、ついに国内でも正式サービスを開始したのです。
Apple Oneはお得なサービス
Appleが提供しているサブスクリプションサービスのApple Music、Apple TV+、Apple Arcade、iCloudストレージを、1つにまとめたサービスがApple Oneです。
なおApple Oneは個人とファミリープランが用意されていますが、違いはiCloudストレージ容量で、個人が50GB、ファミリーは200GBとなります。
そして気になる料金ですが「個人」が1,100円/月、ファミリーは1,850円/月となり、個別に4つのサブスクリプションを契約した場合と比べても「個人」なら1,210円、ファミリーで1,230円もお得に利用できます。
Apple TV+やApple Arcadeなどを契約したいけど、これ以上、月額負担を増やしたくないというユーザは、Apple Oneを契約を検討してみてはいかがでしょうか。
解決!Apple Oneの疑問点
4つのサービスをまとめて利用できるApple Oneに、色々な疑問が湧き上がってくると思います。
疑問①課金はどうなるの?
契約しているサブスクリプションのサービス料金が引き落とされたばかりや、年間契約で支払っている場合、Apple Oneを契約するとどうなるのでしょうか。
Apple Oneを契約すると、すぐに課金が始まってしまうため、これまでの分は戻ってこないと思うかもしれません。ですが重複課金とはならず、自動的に返金されるようになっています。
注意が必要なのは、現在、無料トライアル期間中のApple TV+は、Apple Oneの契約と同時に無料トライアル期間は終了となってしまう点です。
疑問②iCloudストレージはどうなるの?
すでにiCloudストレージサービスを利用されている方は、Apple Oneを契約した時点で提供されているストレージ容量になってしまうのか、不安になってしまうかもしれません。
Apple Oneでは、現在契約しているiCloudストレージ容量より、多いか少ないかで対応が変わってきます。
最大で4TBも!iCloudとApple Oneのストレージを両方使える
Apple Oneを契約すると、今まで契約してきたiCloudストレージプランの容量によって、解約かキープの2つに状態が変わります。
iCloudストレージプランが契約したApple Oneの提供している容量よりも多い場合は、iCloudストレージプランは解約され、支払った料金は日割り計算で払い戻しの対象となります。
ですが、iCloudストレージプランとApple Oneの提供している容量が同じ、または少ない場合は、両方のプランがキープされます。その後、iCloudストレージプランをダウングレードするか、解約するかを選ぶことが可能です。
例えば、iCloudストレージを2TB、Apple Oneのストレージ容量は変更できるので2TBにすれば、最大で4TBまで容量を増やすことができるようになるのです。その分、料金が上がりますので、お財布とよく相談してプランを検討するようにしましょう。
なお、iCloudストレージプランの無料トライアル期間の場合も、両方がキープされた状態になります。そして無料トライアル期間が終了すると、iCloudストレージプランが解約となり、Apple Oneの提供する容量が上限となります。
Apple Oneを契約する方法
iPhoneやiPadの設定で1番上にあるApple IDから、サブスクリプションを選ぶと表示されます。
Apple Oneを契約すると、Apple TV+やApple Arcadeを毎月お得な料金で楽しめるだけではなく、iCloudストレージ容量を増やして仕事やプライベートで使うなど、利用方法の幅が広がりますね。
Source:Apple