Appleの大手サプライヤーに詳しい情報筋によると、iPhone13/13 miniは半導体パーツの供給不足から、生産台数を減少すると海外情報サイト経済日報が伝えています。
iPhone13/13 miniの需要も原因か
生産台数の減少の影響を受ける両モデルですが、半導体パーツの供給不足だけが原因ではないようです。その理由はiPhone13 Pro/13 Pro Maxの生産台数が減少などの影響を受けていないことから、そもそも需要の低さが理由となっているようです。
特にiPhone13 miniに関しては、売れ行き自体が良いわけではないことから、遅かれ早かれ生産台数の減少は避けられなかったといえるでしょう。またiPhone13の32%、iPhone13 miniの生産を全て担当しているペガトロン社は、この影響の直撃を受けてしまい業績自体も低下しています。
このことからAppleはリークされている噂通り、miniモデルの生産をやめてiPhone14から、6.7インチのモデルをもう1台リリースするのかもしれません。なおiPhone14 Maxの生産は、ペガトロン社になると伝えられています。
Appleからサプライヤーへ通達も
iPhone13 miniだけではなくiPhone13自体の需要が下がった理由としては、半導体パーツ不足が引き金となり出荷に遅れが発生したためといわれています。しかも下がってしまった需要を回復するのは2022年に入っても難しいと伝えられており、ユーザの中にはiPhone14シリーズに切り替えてしまうユーザも出てきていることをBloombergも伝えています。
これらの情報はAppleからサプライヤーにも伝えられており、パーツ不足がきっかけとなって需要を下げてしまったといっても過言ではないでしょう。
なお生産台数の違いですがiPhone13 Pro/13 Pro Maxについては、未だに出荷されるまで10日ぐらいかかりますが、iPhone13/13 miniに関しては翌日には出荷できることから、在庫が潤沢にあることを意味しています。
これから先、ホリデーシーズンで売上がピークになる時期に突入します。
そんな中、需要の高いiPhone13 Pro/13 Pro Maxの在庫が潤沢になるようにサプライヤーは生産体制を強化すると思いますが、新型コロナウイルスの新種であるオミクロン株が世界で流行しつつあるため、消費者たちはさらにiPhone13の購入を諦める原因の一つになってしまうかもしれませんね。