普段から利用しているiPhoneApple Watchなどに、PINコードやTouch IDFace IDによるセキュリティはしっかり設定していますか。

 

海外ではテーマパークで紛失したApple Watchが引き金となり、巨額な詐欺事件が起きたかもしれないとニュースで報じられています。あなたはiPhoneApple Watchなどに、クレジットカードを登録しているにも関わらず、誰もが推測しやすいパスワードにしてはいないでしょうか。

 

今回の事件を対岸の火事と思わず、見直すきっかけにしていただくようにお願いします。

 

テーマパークでApple Watch紛失

テーマパークで楽しいひと時を過ごしていた夫婦は、アトラクションに搭乗中に操作していたApple Watchを不注意から落としてしまったのです。夫は、すぐに降りてApple Watchを拾いに行こうとしましたが、オペレーターやスタッフが駆け寄り、搭乗中は降りないように注意されてしまいました。

 

状況をスタッフに説明すると「確認してホテルまで届ける」と約束しましたが、戻ってくることはありませんでした。

 

女性も何度かテーマパークの管理事務所に連絡をしましたが、いくら待っても届けられないことから警察に紛失届を出すことにしたのです。

 

詐欺の疑惑

女性はApple Watchを紛失してから、1日も経たないうちに被害額が 4万ドルにもなったため、Apple Watchに登録していたクレジットカードを停止しました。

 

ですが、ここでいくら買い物をしたからといって、Apple Watchのような限定的な環境下で、そこまで利用することができるのでしょうか。

 

また詐欺の被害にあっているのではないかという通知もあったようですが、Apple Watchを落としてから詐欺アラートが始まるまで、それほど時間がかかっていません。

 

また、夫婦が楽しんでいたテーマパークも、大手有名なパークですが、短時間で4万ドルを費やすことはむずかしいという見解もあります。そのため、何かしらの詐欺行為が行われていたのではないかという疑いがかかってしまったのです。

 

クレジットカード会社のレポートには、どのような方法で4万ドルを使い込んだのかなど、詳細までは把握できていないとのことです。

 

被害に遭わないように

もし本当に悪意のある第三者が拾得したApple Watchを使って、ロックを解除したのであれば冒頭に記述したような推測しやすいPINコードを利用していたことが原因となるでしょう。

 

危険だと知っていても、簡単にロック解除できる方が手間にならないといって簡素な設定にされている場合は、落としたり忘れたりしたときのことを想定して、複雑か推測しにくいPINコードやパスワードを設定するようにして、万が一のときに被害に合わないようにしましょう。

 

 

SourceiDrop News

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