アップルプロディスプレイXDRレビュー

Pro Standは高さと角度を調節でき、Appleは内蔵のカウンターバランスがスムーズで簡単にできることを誇りにしています。しかし残念ながらWWDCのスタンド機構に触れたり遊んだりすることはできませんでした。

背中を丸めると、中程度のポートの散りばめが見られます。1つのThunderbolt 3と3つのUSB-Cです。このモニタは新しいMac Proを補完するように設計されていますが、他のMacモデルに簡単に接続できます。

私たちのテスト時間に基づいて、このディスプレイの画質は本当に素晴らしいです。我々が見た写真、ビデオとアニメーションは活気に満ちていて、そして深さいっぱいでした。 (彼らはまた、私たちをやや彩度が高すぎると感じさせたが、それはAppleがモニターの機能を見せるために本当に明るいイメージを選んだからだと考えます。)
クリエイティブチームは単一のモニターに集まり、一貫性を損なうことなく写真、ビデオ、またはデザインプロジェクトを評価できます。

Appleは「通常のLCDよりも最大25倍優れた軸外コントラストが得られる」と言っていますが、これがいかに効果的であるかを理解するには、実験室条件でさらにテストを行う必要があります。

印象的なことに、このモニターはP3の広い色域と10ビットの色深度を提供します。 (MacはMac OS X El Capitanの発売以来、10ビットカラーを表示することができました。唯一の制限はディスプレイでした。)

アプリケーション開発者は、おそらく拡張色範囲のサポートを追加する必要があります。 Appleは、まだ公開されていないAffinity Photoのベータ版を公開し、「EDR」をオンにするボタンを付けました。ベータ版ではExtreme Dynamic Rangeと呼ばれています。特にハイライトとシャドウでの追加の色の詳細はすぐに明らかになりました。

これをDHR以外のJpegsを使って表示するのは難しいと思いますが、驚くほど明らかです。ここでは効果がオフになっています。

アップルは、標準モデルがあなたに「非常に低い反射率」を与えると言います。しかし、もしそれを超えてやりたいのなら 、もしあなたが明るいオフィスで働いているなら、ナノテクスチャガラスのために追加の$ 1kを払うことは価値があるかもしれません。

このテクスチャーはナノメートルレベルでガラスにエッチングされているので、関連した不要な輝きのないマット面​​の恩恵を受けることができますが、これはAppleが私たちがより詳細なテストを実行できるようにするための言葉です。

また、ここでMac Proを見てみましょう。

酸化物TFTの技術および本当の調子の32in Retina 6K IPS LCDの表示
218ppiで6016 x 3384解像度(2,040万ピクセル)
16:9のアスペクト比
XDR(エクストリームダイナミックレンジ)
1000ニットの明るさ(持続、フルスクリーン)、1,600ニットのピーク
1,000,000:1のコントラスト比
P3の広い色域、10億7,300万色の10ビット深度
500ニットSDRの明るさ
忠実度の高い色とコントラスト、左89度、右89度、上89度、下89度の超広視野角
完全ラミネート加工。 1.65%の反射率(標準)
最大60Hzのリフレッシュレート
1×Thunderbolt 3(USB-C)ポート、3×USB-Cポート
71.8 x 41.2 x 2.7 cm。 7.48kg(スタンドは追加の4.3kg、マウントアダプターは0.28kg)

今回発表されたMac Proは本当にプロ向けに開発され、一般の家庭で使用することを想定していません。

ただ、Appleのホームページ状には、家庭向けの製品と同列に表示されているため、一般家庭向けにこの商品が販売されると勘違いする可能性もあります。

また、最近のAppleは高価格路線で商品の販売を行なっており、その最たる例として取り沙汰されても何も言えない状況になっています。

仮に法人向けに発売するのであれば、一般消費者のチャンネルに載せるのではなく、あくまでも法人専用のチャンネルを開設した上でそちらで販売するのが正攻法でしょう。

ただ気になる点はスタンド自体が別売りということです。10万円を超えるモニタースタンドは流石に法人向けだとしても納得できる法人はどれくらいいるのでしょうか。

まだ、モニターとスタンドセットで価格が内包されているなら理解できますが、別売りで10万円以上、これはiPhoneやMacを購入することができる金額です。

スタンドにその価値を見いだすことができるのは限られたごく僅かなユーザーでしょう。

流石に企業向けであってもこれを採用するには難しいのではないでしょうか。

効率化、合理化、経費削減、どの観点からしても採用する判断に至るには相当利益を上げている企業、もしくは、Apple社自身でないと難しいのではないでしょうか。

Source:macworld

おすすめの記事