5月29日、FNNプライムオンラインでは登山に出かけた高齢夫婦が、日帰りで登山に出かけた際に遭難してしまいました。

 

ですが、あるスマホアプリから夫婦の足取りを追うことができ、遭難から4日目に無事救助された事を報じています。

登山に慣れ親しんでいる夫婦を襲った勘違い

日頃から登山を楽しむ夫婦は、岐阜県本巣市にある左門岳に登りました。

 

夫婦は左門岳のふもとにある林道に車を止めて、そこから登山を始めたようですが、下山するときに登ってきた時とはまったく違うルートを進んだために遭難してしまったのです。

 

夫婦が助かった要因には、次のことが考えられます。

 

助かった要因①豊富な登山知識

山登り経験が豊富な夫婦は、まったく違う方面に下った際に見つけた滝付近の岩場に身を隠したり、沢の水を飲んだりして体力を温存することができたようです。

 

また夫婦で励まし合ったこともあり、無事に救助されたのです。

 

助かった要因②ヤマップアプリ

夫婦のいる場所を特定できたのは、スマホにインストールしていたヤマップというアプリでした。

 

ヤマップは電波が届かない場所でも自分たちの場所を確認することができるアプリで、夫婦もこのアプリを利用していたことがわかったため、その足取りを追うことができたのです。

 

また滝近くの開けた場所を拠点にしていたこともあり、遭難から4日経過した日に無事救助されたのでした。

 

どんなに精通している人でも遭難する危険

例え登り慣れた山であっても、その時々で見せる風景が違う場合があります。

 

今回、遭難してしまった夫婦も普段から登山に精通していることで、さまざまな知識の蓄えがあったにも関わらず、ちょっとしたミスで遭難してしまいました。

 

また最近では山岳地帯でも電波が入るようになり、スマホがとても重要な役割を持つようになってきています。そのため登山をする際には、日帰り登山であってもちょっとした食料やヤマップなどの圏外でも場所を確認できるマップアプリなどを用意して、十分な装備を整えて登るようにしましょう。

 

なおこのヤマップですが、iPhoneでもAndroidでもリリースされていますので、どちらもアプリストアで検索をしてみてください。

 

 

Source:FNNプライムオンライン

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