Apple Watch Series4から搭載されている心電図を計測できる機能ですが、国内では医療機器として認定を受ける必要があり、これまで利用することができませんでした。

 

医療機器や医薬品などの審査や承認を行う、独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(Pharmaceuticals and Medical Devices Agency)が、ようやくApple Watchを医療機器として認定した事を、国内情報メディアであるMacお宝鑑定団が伝えています。

 

いよいよApple Watchの本領発揮といえますね。

 

Apple Watchで出来ること

Apple Watchに搭載された心電図機能は、心房細動(AFib)の疑いがあるような不規則なリズムを検知することができます。

 

常に計測している心拍状況をチェックして、心房細動の可能性があるパターンを検知するとアラートをあげます。この検知する機能が医療機器にあたり、PMDAの認定が必要だったのです。

 

海外では65歳以上の人の約9%が心房細動で、さらに高齢になればなるほど心拍は不規則になるのが一般的といわれています。この心房細動ですが、放置すると心不全や血栓を引き起こし脳卒中まで引き起こす可能性させ出てきます。

 

その危険をApple Watchが検知して知らせてくれるので、アラートが上がった時はすぐに医療機関にかかる事を、Appleも推奨しています。

 

心電図機能の解禁日はいつなのか

すでに機能として搭載されている心電図機能は、watch OSでロックされていると思われます。そのため利用するには先日リリースされたwatchOS6.2.6では、日本での利用については記載されていませんでした。

 

そうなると6月中、または7月頃に次のバージョンとなるwatchOS6.3などのリリースで、国内でも利用できるようになると思われます。

 

まだまだ時間がかかるかもしれませんが、Apple Watchが健康を管理できる最高のデバイスに近づくといっても過言ではないでしょう。

 

あとは以前から噂されている血糖値や血圧など、さらに健康を管理できるデバイスとなり、iPhoneと連携で異常を見つけたと同時にメディカル情報を医療機関に送信するなど、利用者が連絡できない状態になっても緊急センターに通知できるような機能がどんどん搭載されていくのかもしれません。

 

 

Source:Macお宝鑑定団Apple

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