国内でキャッシュレス化を加速させたといっても過言ではないApple Pay。

 

でもApple Payは意外と利用できる店舗が少なく、もっと利用できる店舗が多くても良いのではないかと思ってしまいます。非接触式カードリーダーを用意してもらう必要があるからかもしれません。

 

でもiOS14以降は、さらにキャッシュレス決済が、もっと便利になる決済方法が利用できるようになるというのです。

 

Apple PayでQRやバーコード決済に対応

iOS14のベータ版から発見されたコードには、iPhoneのカメラを使ってQRカードまたはバーコードを読み取り、Apple Payを使って支払いができるようになるといった内容が書かれていました。

Apple PayはPayPayやLINE PAYなどの、QRまたはバーコードの読み取った決済には対応していませんでした。このQR/バーコードの読み取りで決済ができるようなれば、請求書にあるバーコードを読み取りApple Payに登録したクレジットカードから決済ができるので、支払いがさらに簡単になります。

 

またWEBサイトでショッピングする際も、直接クレジットカード情報を入力せずに画面にQRコードを表示させれば、セキュアな環境で支払いを済ませることができます。

 

さらにApple Payではウォレットアプリで、支払い時に必要なQR/バーコードを生成し、店員に読み取ってもらうという方式も採用されるようで、現在用意されているキャッシュレスでの支払い方法の全てに対応できるようになります。

 

WWDC2020では触れられなかったApple Payの進化

QR/バーコードで支払いができるようになり、今以上に便利になるApple Payですが、先月開催されたWWDC2020の中では紹介されませんでした。

iOS14のウィジェットやSiriのインターフェース変更など、インパクトが強いものばかりが紹介された感じです。AppleならiOS14のアップデートの目玉として、紹介しないはずがありません。

 

それにも関わらず紹介しない理由はなぜでしょうか。

 

もしかするとApple PayのQR/バーコード決済の開発が間に合わず、WWDC2020で発表するに至らなかったのではないか、もしくはこの情報自体がガセだったのか、もしかするとiOS14以降のバージョンで公開されるのかもしれません。

 

Apple Payの決済できるシーンが増えれば、さらに国内のキャッシュレス化が進むのではないでしょうか。QRコードやバーコードを発行できるようになれば、店舗で利用するだけではなく、知人同士の間でもApple Pay経由で受け渡しまでできるようになるかもしれませんね。

 

 

Source:9to5mac

Photos:Paypay

おすすめの記事