2011年に初代iPadの後継モデルとして登場しています。
容量は、16GB、32GB、64GBの3種類で初代iPadでは、1色しかなかったのが2色になり、ブラックとホワイトの2種類が登場しています。ディスプレイの大きさやカラーバリエーション、見た目などは全く変わっていませんが初代iPadには、搭載されていなかったカメラが背面と前面に搭載されたことでWi-Fi経由でビデオ通話を行うことができる『FaceTime』が利用可能となっています。
性能・便利機能
ディスプレイの大きさは、9.7インチとなっており、初代iPadと大きさは、同じですが縁の大きさが若干小さくなっています。初代iPadと比較するとディスプレイの大きさは変わっていないですが重量が軽くなっています。
バッテリーの性能は、初代iPadと変わらずWi-Fiの通信なら最長10時間で3Gでの通信なら9時間の駆動時間となっています。
初代iPadでは、カメラは搭載されていませんでしたがiPad2からはカメラが搭載されています。リアカメラでの画素数は、70万画素となっています。最大5倍のデジタルズームが可能になっています。さらに動画撮影では、HD画質となっています。
フロントカメラでは、リアカメラには劣りますが30万画素となっています。リアカメラでは、HD画質の動画撮影でしたがフロントカメラでは、VGA画質となっています。
iPad2からカメラが搭載されたことでWi-Fi経由でビデオ通話を行うことができるFaceTimeが利用可能になっています。今まで通話は、携帯会社の電波を利用して行っていくものでしたがこれによってWi-Fi経由で通話が可能になっています。
iPhone4SやiPodTouch(第5世代)などと同じようにA5チップが搭載されています。電力管理回路を搭載したことでA4の時と比較すると処理性能が2倍になり、グラフィックの性能は9倍向上しています。
A5チップが搭載されている機種は多いがほとんどがデュアルコアに対してApple TV(第3世代)のみはシングルコアとなっています。初代iPadがA4を搭載していたので処理速度も向上しています。
Wi-FiモデルとCellularモデルの2種類が登場しており、Cellularモデルの方が価格が若干高いです。名前の通り、Wi-FiモデルはWi-Fiの環境が無いとインターネット通信を行うことができませんがCellularモデルは、SIMカードを入れることでモバイル通信を行うことが可能になります。自宅のみで使用する場合は、Wi-Fiモデルで良いと思いますが外でも使用するとなるとCellularモデルの方がオススメです。
初代iPadとDockコネクタは変わっておらず、30ピンのDockコネクタとなっています。
Ligtningよりは少し大きめの端子規格になっています。
初代iPadでは、ミラーリングができませんでしたがiPod2ではミラーリングでの出力が可能になっています。「Apple Digital AVアダプタ」もしくは「Apple VGAアダプタ」を使用することでテレビやモニターにミラーリングが可能になりました。