2015年に登場したiPad mini4。
iPad mini3とカラーバリエーションは変わっておらず、スペースグレイ、シルバー、ゴールドの3種類となっています。また、容量も同じで16GB、64GB、128GBの3種類が登場しています。Wi-FiモデルとCellularモデルの2種類が登場しており、価格も従来通り、Cellularモデルの方が高くなっています。iPad mini3よりも薄く、軽くなっており、miniの名前に相応しいものになっています。
性能・便利機能
ディスプレイの大きさも今まで通り、9.7インチとなっており、iPad mini3同様に「Retinaディスプレイ」が搭載されています。「対指紋性撥油コーティング」や「フルラミネーションディスプレイ」、「反射防止コーティング」が施されているので映り込みも軽減され、屋外で使用するときも反射に悩まされることが少なくなっています。
バッテリーの駆動時間は、従来通り10時間となっています。CPUの性能が向上し、処理速度も上がっているのに駆動時間が変わっていないことからバッテリーの性能も向上していることがわかります。
iPadでは、当たり前になっているホームボタンですがiPad mini4でも搭載されており、iPad mini3から搭載されたTouch IDもそのまま残っています。Siriも使用することが可能なのでホームボタンを長押しすることでSiriを起動することができます。
iPad mini4にもTouch IDが搭載されているので指紋認証を使用することが可能です。指紋で画面のロックを解除したり、ウェブ上での支払いも指紋で行うことが可能です。また、アプリケーション内での個人データの保護でも使用することが可能になっています。
理科カメラの性能は、大きく変わっておらず、静止画では800万画素で動画では、フルHD画質に対応しています。バーストモードが使用可能になっているので連写もできるようになっています。
フロントカメラの性能もiPad mini3とは大きく変わっておらず、静止画では120万画素で動画では、HD画質に対応しています。リアカメラ同様にフロントカメラでもバーストモードが使用できるようになっているので連写が可能になっています。
iPhone6やAppleTV(第4世代)にも搭載されているA8がiPad mini4にも搭載されており、A7と比較するとCPUの性能が25%、GPUの性能が50%向上しています。メモリ容量がiPad mini3では、1GBでしたがiPad mini4では、2GBとなっており、処理速度も一度に処理できる数も向上しています。
スリープボタンも従来通り搭載されており、右上に配置されており、デザインやサイズはほとんど変わっていません。また、反対の左上には、イヤホンジャックがそのまま残っています。
ボリュームボタンも今まで通り搭載されており、左上に搭載されています。サイズやデザインもほとんど変わっていませんがiPad mini3まで搭載されていたマナースイッチがiPad mini4では廃止になっています。スイッチによるマナーモードの切り替えができなくなっているのでコントロールセンターか設定からマナーモードの切り替えをしましょう。
iPad mini3同様にLigtningコネクタになっており、Ligtningケーブルを接続することで充電することが可能です。Ligtningケーブルは、無方向性なので上下逆でも接続することができます。