2012年、2013年、2014年に連続で登場したiPod touch(第5世代)。
iPod touch(第4世代)と比較するとカラーバリエーションが増えており、ブラック、スペースグレイ、ホワイト、ピンク、イエロー、ブルー、REDの7色となっています。容量は、16GB、32GB、64GBの3種類となっています。2013年に登場したiPod touch(第5世代)では、16GBでシルバーのみの登場となっています。
性能・便利機能
ディスプレイは少しだけ大きくなっており、3.5インチから4インチとなっています。また、「Retinaディスプレイ」が搭載されているので解像度も上がり、画質も綺麗になっています。さらに「耐指紋性撥油コーティング」が施されているので指紋が目立ちにくくなっています。
バッテリーの駆動時間は、あまり変わっていませんが音楽再生で最大40時間となっているのでiPod touch(第4世代)と変わりません。ただ、ビデオ再生では、最大8時間となっているので第4世代と比較すると1時間長くなっています。
ホームボタンは、従来通り搭載されており、これを押すことでホーム画面に戻れたり、立ち上がったアプリを見ることができます。iPhoneと違ってiPod touchでは、Touch IDに対応していないので指紋認証を使用することができません。
ボリュームボタンもiPod touch(第4世代)同様に搭載されており、本体の左側面の上に搭載されています。このボタンで音量調整を行うことが可能です。
スリープボタンも従来のiPod touch同様に搭載されており、本体の右上に搭載されています。これを押すことで画面のオンオフを行うことが可能で長押しすることで電源のオンオフができます。
iPod touch(第5世代)では、Apple A5が搭載されています。A4と比較すると処理速度が2倍になり、グラフィック性能が9倍と性能が向上しています。さらに、iPod touch(第4世代)では、メモリ容量が256MBに対してiPod touch(第5世代)では、512MBとなっています。メモリ容量が増えたことで処理できる速度も向上しましたが一度に処理できる数も増えています。
iPod touch(第4世代)で初めて搭載されたカメラですがiPod touch(第5世代)でもそのまま搭載されています。5倍のデジタルズームなどの機能もそのまま搭載されています。さらにオートフォーカスなどの機能も追加されています。前回のiPod touch(第4世代)では、搭載されていなかったLEDフラッシュも今回から搭載されています。
フロントカメラもそのまま搭載されており、これを使用することでFace Timeでビデオ通話が可能になっています。
iPod touch(第4世代)では、コネクタの規格は30ピンDockコネクタでしたがiPod touch(第5世代)からLigtningコネクタに変わっています。30ピンDockコネクタと比較するとサイズが小さくなっており、Ligtningケーブルは無方向性なので上下逆でも接続することが可能になっています。