2020年に登場したiPhone12mini。
iPhone11と比較すると若干小さくなっていますがiPhoneSE(第2世代)と比較すると若干大きくなっています。容量は、64GB、128GB、256GBの3種類となっており、カラーバリエーションは、ブラック、ホワイト、レッド、グリーン、ブルーの5種類となっています。iPhone12と容量もカラーバリエーションも全く同じになっていますがディスプレイの大きさが小さくなっています。
性能・便利機能
ディスプレイの大きさは、5.4インチとなっており、「Super Retina XDRディスプレイ」が搭載されています。iPhone12と比較すると小さくなっていますがiPhone11で搭載されていた「Liquid Retina HDディスプレイ」と比較するとコントラスト比が2倍になり、エネルギー効率が15%改善されているので性能が向上しています。従来のiPhone同様に「耐指紋性撥油コーティング」が施されているので指紋が目立ちにくくなり、指紋も拭き取りやすくなっています。
バッテリーの性能は、iPhone11と比較すると僅かですが劣ってしまいます。ビデオ再生なら最大15時間でオーディオ再生なら最大50時間となっています。高速充電は、iPhone11と同じく対応しており、別売りのアダプタを使用することで30分で最大50%の高速充電が可能なっています。
従来のiPhone同様にApple Payを使用することが可能でクレジットカードや交通系電子マネーを登録することで顔認証で支払いをすることが可能です。今までは、交通系電子マネーは「Suica」しか登録することができませんでしたがOSのバージョンアップに伴い「PASMO」も登録することができるようになっています。
IPhone12miniでは、A14 Bionicチップが搭載されています。iPhone11で搭載されていたA13 Bionicチップと比較するとCPUの速度が40%向上しており、GPUでは30%向上しています。高性能コアが2つと高効率コアが4つあり、GPUのコアも4つとなっています。
iPhone11に搭載されているチップよりも性能が向上しているので処理速度や一度に処理できる数も向上していると思われます。
iPhone11やiPhone12と同様にFace IDが搭載されており、顔認証で画面のロックや支払いを行うことができます。これを設定るすることでパスコードを入力することなく画面ロックを解除することができます。アプリやウェブ上での支払いの認証にもFace IDで行うことが可能です。
スリープボタンも従来通り搭載されており、本体の右側面の上側に搭載されています。デザインや大きさは変わっておらず、このボタンを押すことでスリープモードに長押しすることで電源を切ることができます。
カメラの性能は、iPhone12と同じになっており、12MPのカメラと広角、超広角が使用することが可能です。また、ポートレートモードも搭載しており、ポートレートライティングでは、「自然光」、「スタジオ照明」、「輪郭強調照明」、「ステージ照明」、「ステージ照明(モノ)」、「ハイキー照明(モノ)」の6つが搭載されています。iPhone12同様に「Dolby Vision」対応のHDRビデオ撮影が可能なっています。「Dolby Vision」に対応しているのでは世界初となっています。これにより、ダイナミックな動画をiPhoneで撮影することができるようになっています。
インカメラもiPhone12と同様の機能になっており、12MPカメラが搭載されています。ポートレートモードやポートレートライティングの6つの機能なども使用することができます。手ぶれ補正機能を使用したタイムラプスやナイトモードでのタイムラプスも可能なっているのでiPhone11と比較すると性能は向上しています。
ボリュームボタンも従来のiPhone同様に搭載しており、このボタンで音量調整を行うことができます。サイズやデザインにはほとんど変更されていません。
iPhone12miniもnano-SIMとe-SIMに対応しています。ただ、micro-SIMには対応していません。e-SIMの場合、データが消えてしまった時に再度契約の手数料が発生する可能性があるので注意しましょう。
iPhone12miniでも充電の規格はLigtningコネクタとなっています。従来のiPhone同様にLigtningコネクタとなっていますが同梱されているケーブルがLigtning-USB-Cのケーブルとなっています。
iPhone12miniでは、MagSafeが搭載されています。iPhoneの背面に磁石が搭載されており、MagSafe対応の充電器などを背面につけることで充電することが可能になっています。従来のワイヤレス充電では置いていないといけなかったがくっつけることで充電が可能になっています。