2022年9月に発売されたiPhone14Plus。
カラーバリエーションは、ミッドナイト、パープル、スターライト、(PRODUCT)RED、ブルーの5色で容量は、128GB、256GB、512GBの3種類となっています。
性能・便利機能
ディスプレイのサイズは、iPhone13よりも少し大きい、6.7インチで「Super Retina XDRディスプレイ」を使用しています。iPhone13同様に「対指紋性撥油コーティング」やTrue Toneもそのまま残っています。
iPhone13と比較してもバッテリーの性能は向上しており、 ・ビデオ再生:最大26時間
・ビデオ再生(ストリーミング):最大20時間
・オーディオ再生:最大100時間 になっています。
高速充電にも対応しており、別売りの20Wのアダプタを使用することで約30分で最大50%の充電を行うことが可能になります。また、MagSafeワイヤレス充電やQiワイヤレス充電にも対応しているのでワイヤレスでも充電を行うことができます。iPhone14と比較するとオーディオ再生なら最大20時間ほどバッテリーの駆動時間が長くなっています。
Apple Payも従来通り使用することが可能でさまざまなクレジットカードを登録することができます。クレジットカードや交通系のSuicaやPASMOを登録することでWeb上での買い物や店頭でのお支払い、交通機関の利用などを行うことができます。
iPhone14と同様にiPhone14PlusにもA15Bionicチップが搭載されています。2つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載している6つのCPUと新しい4コアのGPU、16コアNeural Engineが搭載されています。これにより、1秒間に15.8兆回の演算が可能です。
FaceIDも従来通り搭載されており、顔認証登録を行いTrueDepthカメラを使用することで顔認証で画面ロックやApple Payの支払いを行うことができます。
スリープボタンも従来のiPhoneと同じく右側面に搭載されています。スリープボタンを押すことでスリープモードにすることができ、長押しすることで電源を切ることができます。
iPhone13やiPhone14と同様に12MPメインのデュアルカメラシステムを採用しており、6つのエフェクトを備えたポートレートライティングやナイトモードなどもそのまま残っています。しかし、iPhone14Plusから搭載された「Deep Fusion」の改良版「Photonic Engine」も搭載されるようになっています。これにより、画質のさらなる向上が期待されています。動画に関しては4Kビデオ撮影も可能でシネマティックモードやアクションモードもそのまま搭載されています。
リアカメラ同様にiPhone13と同じく12MPカメラと6枚構成のレンズになっています。リアカメラ同様に「Photonic Engine」が搭載されています。ポートレートライティングやナイトモード、フォトグラフスタイルなどの機能もiPhone13やiPhone14と同様に搭載されています。
ボリュームボタンも従来のiPhone同様に左側面に搭載されています。このボタンを押すことで音量調整を行うことができます。音量調整は、コントロールセンターから行うことができる使用も変更はありません。
SIMカードもnano-SIMとe-SIMに対応しています。従来のiPhone同様にmicro-SIMには対応していません。
Lightningコネクタも変わらず搭載されています。そのため、従来のiPhoneのケーブルを使用することで充電を行うことができますが付属で付いてくるケーブルを利用するには別売りのアダプタが必要になります。
従来のiPhone同様にMagSafeも搭載されています。MagSafeに対応しているアクセサリを使用することで充電を行うことができます。
iPhone13に搭載されていた「Deep Fosion」をさらに改良したのが「Photonic Engine」です。「Deep Fosion」は複数フレームの映像を画素単位で比較し、機械学習のデータを参照し、ベストな要素を組み合わせ、現像処理を行うことで1枚の写真として出力していました。しかし、「Photonic Engine」では、現像前のデータに対してベストな要素を組み合わせるように変更されています。これにより、元の情報が多く残った映像を使用することができるので画質の向上に期待ができます。
iPhone14、14Plusなどの14系に衝突事故検出が搭載されました。多くのセンサーを使用することで衝突事故に遭ってしまった際にiPhoneを操作しなくても緊急通報を行うというシステムになります。モーションセンサーなども14系では追加されたことでこのシステムが実現しています。