2019年に発売されたiPad7。
2018年に登場したiPad6と比較すると大きさが少しだけ大きくなっており、9.7インチから10.2インチになっています。容量や色などの変化はなく、32GBと128GBの2種類の容量とスペースグレイ、ゴールド、シルバーの3種類のカラーバリエーションとなっています。
性能・便利機能
ディスプレイは、iPad6と同じく「Retinaディスプレイ」を採用されており、大きさがiPad6の9.7インチに対してiPad7では、10.2インチとなっています。iPad6よりも大きくなったことで若干重くなっていますが厚みは、そのままです。
バッテリーの駆動時間は、変わらず10時間となっており、長く使用することが可能です。
Cellularモデルでは、携帯電話のネットワークを利用した際の最大駆動時間は9時間になっています。
iPad7にもホームボタンは搭載されており、Touch IDもそのまま残っています。ホームボタンを長押しすることでSiriを起動することも可能です。
iPad7では、Touch IDも搭載されているので指紋認証が可能なっています。指紋認証をすることでロックを解除することも可能でさらにウェブ上での支払いでもTouch IDを使用することが可能です。
Siriもそのまま残っており、ホームボタンを長押しすることでSiriを起動することが可能です。また、ハンズフリーにも対応しているので「Hey Siri」と話しかけるだけでもSiriを起動することが可能になっています。
リアカメラの性能はほとんど変化がなく、800万画素がそのまま残っており、動画撮影では、フルHD画質に対応しています。バーストモードなどの機能もそのまま残っており、連写を行うことも可能です。ただ、動画のスローモーションでは、iPad6が240fpsだったのに対してiPad7では、120fpsになっているので若干落ちています。
フロントカメラの性能もほとんど変わっておらず120万画素での写真撮影が可能で動画撮影でもHD画質に対応しています。フロントカメラもバーストモードなどが残っているので連写が可能です。
iPad6にも搭載されていたA10 FusionがiPad7でも搭載されています。iPhone6と比較すると2倍の速さで動作することが可能でさらに消費電力が1/5になっています。iPad6と同じA10 Fusionを搭載されていますがiPad6では、メモリ容量が2GBに対してiPad7では、3GBになっています。メモリの容量が増えたことで処理速度や一度に処理できる量が増えているので性能も向上しています。
今回のiPad7でもWi-FiモデルとCellularモデルが登場しており、今まで同様にCellularモデルの方が価格が高くなっています。CellularモデルだとSIMカードを挿入することでモバイル通信の接続が可能になるため、Wi-Fiの環境が無くてもインターネット接続ができるようになります。Wi-FiモデルとCellularモデルは、背面のデザインが若干異なります。
スリープボタンも搭載されており、今までとデザインやサイズなどは変わっていません。設置場所もiPad6同様に右上に配置されています。
ボリュームボタンもiPad6同様に右上に配置されています。ただ、マナースイッチは廃止されたままなのでマナーモードに切り替える時にはコントロールセンターから切り替えるようにしましょう。
iPad7でもLigtningコネクタが搭載されており、iPad6と同じ規格になっています。Ligtningケーブルなら充電することが可能なのでiPhoneの充電器でも充電することが可能です。ただ、iPhoneの電源アダプタでiPadを充電するとコンセントに接続しても半分くらいの電力しか供給できないので時間が掛かってしまうので注意しましょう。
iPad6から対応したApple Pencil(第1世代)ですがiPad7でも使用することができます。LigtningコネクタにApple Pencil(第1世代)を差し込むことでBluetooth接続ができるようになります。
iPad6では、対応していなかったSmart KeyboardにもiPad7では対応しています。本体の左側面に「Smart Connector」が搭載されているのでそこにSmart Keyboardを接続することでSmart Keyboardが使用することが可能なります。
iPad7からは、iPadOSに対応しており、「Slide Over」ができるようになったり、同じアプリを複数の開くことが可能になっています。iPadOSが搭載されたことで作業効率がかなり向上しています。