2020年に発売されたiPad(第8世代)。
容量は、32GBと128GBの2種類となっており、カラーバリエーションは、シルバー、スペースグレイ、ゴールドの3色となっています。容量とカラーバリエーション共にiPad(第7世代)と一緒になっています。今までのiPadと同じようにWi-FiモデルとCellularモデルが登場しており、価格はCellularモデルの方が高くなっています。
性能・便利機能
ディスプレイの大きさもiPad(第7世代)と同じく、10.2インチとなっており、「Retinaディスプレイ」となっています。LEDバックライトMulti-Touchディスプレイとなっており、「耐指紋性撥油コーティング」も残っているので指紋が目立ちにくく、拭き取りやすくなっています。
バッテリーの駆動時間もiPad(第7世代)と変わっておらず、インターネットやオーディオ、ビデオ再生で最大10時間の稼働時間となっています。Cellularモデルになると最大9時間となっており、iPad(第7世代)と同じです。
ホームボタンも従来通り搭載されており、これでホーム画面に戻ったり、長押しすることでSiriを起動することが可能なっています。
ホームボタン同様にTouch IDもそのまま搭載されているので指紋を登録することで指紋認証が可能なり、ウェブ上やアプリ内の支払いも指紋で行えるようになります。また、画面ロックも指紋で解除することが可能なります。
リアカメラの性能はほとんど変わっておらず、8MPカメラが搭載されており、オートフォーカスや自動手ぶれ補正などの機能もそのまま残っています。ビデオ撮影に関しても3倍のデジタルズームや人体・顔検出なども残っており、iPad(第7世代)とあまり変更点はありません。
リアカメラ同様にフロントカメラもほとんど変わっていません。1.2MPのカメラとなっており、バーストモードや露出コントロールなどの機能も残っています。HDビデオ撮影もそのまま残っているのでiPad(第7世代)との変更点はほとんどありません。
iPad(第8世代)にはA12 Bionicチップが搭載されています。iPad(第7世代)ではA10 Fusionチップが搭載されていたのでiPad(第7世代)よりも性能は向上しています。A12 Bionicチップでは、A11と比較するとGPUが50%向上しています。
スリープボタンも今までのiPad同様に残っており、本体の右上に設置されています。デザインや大きさなどはほとんど変わっていません。
スリープボタン同様にボリュームボタンも残っており、本体右側面の上に搭載されています。このボタンで音量の調整が可能でまた、コントロールセンターでも音量調整が可能です。
iPad ProではUSB-CコネクタとなっていましたがiPad(第8世代)ではLigtningコネクタとなっています。Ligtningケーブルで電源と接続することで充電することが可能になり、今までと変わっていません。
iPad(第7世代)同様にApple Pencilにも対応しており、Apple Pencil(第1世代)を使用することが可能です。LigtningコネクタにApple Pencil(第1世代)を接続することでペアリングすることでApple Pencil(第1世代)を使用することが可能なります。
Smart Keyboardにも対応しており、iPad(第8世代)用のSmart KeyboardをSmart Connectorに接続することでSmart Keyboardが使用することができます。Smart Keyboardを使用することで入力がスムーズになるので作業効率アップも期待できます。
iPad(第8世代)もiPad OSに対応しています。iPad OSもバージョンアップに伴い、アプリをすぐに見つけやすくなり、着信画面や検索機能が小さくなっています。iPad OSでは、作業に集中しやすい環境を作りやすくなっています。