2016年に登場したiPad Pro9.7インチ。
初代iPad Proと容量は同じラインナップになっており、32GB、128GB、256GBの3種類となっています。カラーバリエーションは、初代iPad Proよりも1色増えており、スペースグレイ、シルバー、ゴールド、ローズゴールドの4種類となっています。初代iPad Proよりもサイズが小さくなっているので重量も軽くなり、厚みも薄くなっています。従来のiPadと同じようにWi-FiモデルとCellularモデルの2種類が登場しており、Cellularモデルの方が価格は高くなっています。
性能・便利機能
初代iPad Proが12.9インチだったのに対して今回のiPad Proは少し小さくなっており、ディスプレイの大きさは、9.7インチとなっています。「Retinaディスプレイ」を搭載しており、さらに「フルラミネーションディスプレイ」、「対指紋性撥油コーティング」、「反射防止コーティング」が施されているので映り込みや反射が軽減されています。さらに「広色域ディスプレイ」、「True Toneディスプレイ」も搭載されているので幅広い色彩と忠実な色味を再現しています。
バッテリーの駆動時間も今まで通り10時間となっているので長時間の作業でも安心して使用することが可能です。
iPad Pro9.7インチでもホームボタンが搭載されており、ボタン1つでホームに戻ることが可能です。また、Touch IDも搭載されているので指紋認証で画面のロックを解除することも可能です。また、アプリケーション内での個人データの保護やウェブ上での支払いでも指紋を使用することが可能です。
全体的にサイズが小さくなっているiPad Pro9.7インチですがカメラの性能は向上しています。初代iPad Proでは、静止画が800万画素だったのがiPad Pro9.7インチでは、1200万画素に向上しています。
動画では、フルHD画質だったのがiPad Pro9.7インチでは、4K HD画質に対応しています。4Kに対応しているので綺麗な動画を撮ることが可能になっています。
フロントカメラの性能も向上しており、静止画が120万画素だったのが500万画素になっています。ただ、動画はHD画質のままになっています。バーストモードが搭載されているので連写を撮ることも可能になっています。
初代iPad Pro同様にA9Xが搭載されており、A8よりも性能が2倍ほど向上しています。初代iPad Proのメモリ容量は4GBでしたがiPad Pro9.7インチでは、2GBとなっているのでこの点は少しだけ性能が落ちてしまっています。
スリープボタンも今までのiPad同様に搭載されており、右上に設置されています。画面のオンオフだけでなく電源のオンオフもこのボタンで行うことができます。また、イヤホンジャックも搭載されており、左上に設置してあります。
ボリュームボタンも左上に配置されており、音量の調節もボタンで行うことが可能です。ただ、マナースイッチは廃止されたままなのでマナーモードの切り替えはコントロールセンターか設定から切り替えましょう。
充電の規格はLigtningになっており、初代iPad Proと同じになっています。Ligtningケーブルを接続することで充電することが可能です。
初代iPad Proと同じようにApple Pencil(第1世代)を接続することが可能になっています。Ligtningで接続することでBluetooth接続ができます。
これも初代iPad Proと同じですがSmart Keyboardも接続することが可能です。接続の仕方も初代iPad Proと同様にSmart ConnectorにSmart Keyboardを接続するだけです。