2008年に発売されたiPod nano(第4世代)。
iPod nano(第3世代)とは、見た目が大きく変わり、iPod nano(第2世代)と同じような形に戻っています。カラーバリエーションは、増加しており、ブラック、シルバー、パープル、ピンク、ブルー、グリーン、イエロー、オレンジ、レッドの9色となっています。容量は、8GBと16GBの2種類となっています。本体の容量が大きくなったことで保存できる曲、画像の量も2倍になっており、音楽なら4000曲、画像なら14000枚保存することが可能になっています。
性能・便利機能
ディスプレイの大きさは、iPod nano(第3世代)と変わらず、2インチとなっています。カラー液晶ディスプレイが搭載され、LEDバックライトが搭載されたことで薄暗いところでも画面が見やすくなっています。
バッテリーの駆動時間は、iPod nano(第3世代)と変わらず、音楽なら24時間となっています。ビデオの再生だとiPod nano(第3世代)では、5時間だったのが4時間となっており、ビデオでの駆動時間が1時間短くなっています。
iPod nano(第3世代)同様にクリックホイールを搭載しており、操作を行う際にはこれを操作する必要があります。クリックホイールの上のボタンでメニューを開くことが可能で下のボタンで曲を再生したり、一時停止をしたり行うことができます。左右のボタンでは、早送りや巻き戻しを行うことができます。ボリュームボタンは、搭載されていないのでクリックホイールを時計回り、反時計回りになぞることで音量の調整を行うことが可能です。
ホールドスイッチもそのまま搭載されていますが場所が変わっています。iPod nano(第3世代)では、本体の下側にホールドスイッチが搭載されていましたがiPod nano(第4世代)では、本体の上側に配置されています。iPod nano(第2世代)でも上に搭載されていたので元に戻っています。ホールドスイッチをオンにすることでクリックホイールを無効にすることが可能で誤って操作してしまうことを防ぐことが可能です。
充電の規格は、これまでのiPod nanoと変わらず30ピンDockコネクタとなっています。これを繋ぐことで充電を行うことが可能になっています。
iPod nano(第4世代)からは、加速度センサーというセンサーが新たに使いされています。これによって本体をシェイクすることで曲をシャッフルすることができるようになり、本体を傾けて遊ぶゲーム「Maze」も搭載されています。
加速度センサーと一緒にボイスメモも新たに搭載されています。マイク付きのヘッドフォンを接続することで本体の音声を録音することが可能になっています。