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こんにちは!!
モバイル修理.jp 桑名店のカラシです!

【iPhoneX】フロントパネル交換
落下により破損してしまったとの事でお持ち込みいただきました。

いなべ市よりご来店ありがとうございました。

半年前に名古屋市内のお店で画面修理してから画面がチカチカするようになってしまったと
ご申告。その症状もあわせて改善できないかご相談いただきました。

拝見させてもらった所「液晶パネル」へ交換されていたことが判明。
iPhoneXの画面は標準で「有機ELパネル」を使用しているため、ご申告いただいていた
画面のチカチカも「液晶パネル」使用によるものと判明いたしました。

今回はしっかりと「有機ELパネル」へ交換させていただきご申告内容も
無事改善させて頂きました。

iPhoneの画面が故障してしまった際、できるだけ早く修理したいと考える方が多いはずです。最近では、iPhoneを専門で修理を行なっているお店も増えてきており修理価格もお店によって違い、中には安価な部品を使用して非常に安く修理を実施しているお店もあるようです。安く修理できるのはありがたいものの、修理店の中には、有機ELではなく安価な液晶パネルで修理する店舗も存在するようです。

下記では有機ELではなく安価な液晶パネルで修理した場合のリスクを解説致します。

有機EL(OLED)と液晶パネル(LCD)の違いは?

iPhoneには、有機EL(OLED)と液晶パネル(LCD)の2種類のディスプレイが採用されている機種に分かれています。そこで、まずは有機EL(OLED)と液晶パネル(LCD)の違いについて解説していきます。

◆構造の違い
液晶パネルは、バックライトから光を当てることで色を作っています。それに対して有機ELは、有機EL自体が発光して色を表現しているので、バックライトが不要になりました。

常にバックライトが光っている液晶パネルに比べて有機ELは必要な部分だけが発光する構造となっています。

◆黒色の違い
色の出し方で特に違いが出るのが『黒色』です。液晶ディスプレイは、黒色を表現するのに液晶内のバックライトの光を遮り暗くして黒を表現しています。それに対して有機ELは、黒い部分は電気を流さずに点灯しないようにして黒色を表現しています。

そのため、常にバックライトが照らし続けている液晶パネルは光の漏れが生じてしまい灰色っぽい黒になり、電気を流さずに点灯しない有機ELは漆黒のような黒色を表現することができています。

無断で液晶パネルに交換する悪質修理店が急増中!

最近では、お客様に無断で液晶パネルに交換する悪質な修理店が増えています。有機ELは構造が少し複雑なため、液晶パネルより高価なものになっています。それに比べて液晶パネルは安価に作ることができるため、利益を優先し液晶パネルを使用して修理しているお店が増えてきました。

修理価格が異常に安いお店は安価な液晶パネルを使用している可能性が非常に高いです。中には、お客様には何の説明もなく安価な液晶パネルで修理している悪質な修理店も存在します。

また、ホームページやポータルサイトには液晶パネルで修理した場合の価格を掲載し、問い合わせた際も液晶パネルで修理した価格だけを案内され、実際に店舗に行ったら純正と同じような有機ELで修理するには追加料金が必要といったことがあるようです。

もちろん、ホームページやポータルサイト、問い合わせた際にも有機ELでの修理ではないという補足は全くありません。こういったことが原因でトラブルが相次いている修理店も少なくありません。

そんなトラブルに巻き込まれないためにも、iPhoneの画面割れを修理に出す際はお店選びを慎重に行う必要があります。

液晶パネルで修理するとどうなる?

ここでは、有機ELモデルのiPhoneを液晶パネルで修理するとどうなるのかについて解説していきます。

◆色味が悪くなる
先程、有機ELと液晶パネルの違いについて説明した通り、液晶パネルはバックライトを遮って黒色を表現しているため、光漏れによって灰色のような黒色になります。そのため、有機ELに比べて黒色の深みに違いが出て色味が悪く感じるようになります。

特に色の変化に敏感な方は、液晶パネルに変わってから全く別の色に感じるようです。

◆画面の応答速度が悪くなる
iPhoneをスワイプして画面を切り替える際、その画面の切り替わりも有機ELに比べて応答速度が悪くなります。特に、ゲームなど激しく画面が動くようなアプリを使用する際は、有機ELに比べて応答速度が悪く感じるようになります。

◆電池の減りが早くなる
必要な部分のみが発光する有機ELに比べて、常にバックライトが点灯している液晶パネルは、その分電力の消耗が激しく電池の減りが早くなります。

◆本体が熱くなる
電池の減りが早くなるのと同じく、常にバックライトが点灯している液晶パネルは本体が熱くなりやすいです。

◆本体が壊れる
当然コンピュータ部分にも影響を与えてしまいます。有機ELパネル搭載のiPhoneはロジックボード(メインコンピュータ)も、そのような仕組みです。そこへ、規格外の液晶パネルを取り付けた場合、コンピュータ部分に影響してしまう事が考えらえます。過去にはiOSのアップデート後にコピーパネルが反応しなくなったという事例もあるため、液晶パネルが原因でiPhone本体に不具合が起きる可能性も十分にあります。

どこに修理を依頼するべきか

ここまでの説明を聞いて民間の修理店にiPhoneの画面割れ修理を依頼するのが不安になった方もいると思います。しかし、全ての修理店が悪質なお店だという訳ではありません。品質に拘って安価な液晶パネルを使用せず、高品質の有機ELディスプレイのみを使用している修理店もあります。

全国に修理店を展開しているモバイル修理.jpでは全店舗で有機EL(OLED)を採用しているので、どこの店舗に依頼しても安心して修理を任せることができます。修理店選びで困っているという方は、モバイル修理.jpがお勧めです。

このブログを書いたお店

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〒511-0912
三重県桑名市星川785 
サンシティ1階
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