2007年に発売されたiPod nano(第3世代)。
iPod nano(第2世代)と比べると見た目が大幅に変わっており、iPod Classicとそっくりな見た目になっています。カラーバリエーションは、ブルー、グリーン、シルバー、ブラック、REDの5色でしたが後にピンクも追加されたことでiPod nano(第2世代)と同じく6色となっています。容量は、4GBと8GBの2種類となっており、4GBはシルバーのみとなっています。
性能・便利機能
ディスプレイの大きさは、iPod nano(第2世代)よりも少し大きくなっており、2インチ液晶ディスプレイとなっています。また、青白色LEDバックライトもそのまま搭載されています。マルチタッチにはまだ対応していないので操作を行うときにはクリックホイールを操作します。
バッテリーの駆動時間は、第2世代と変わらず音楽再生なら24時間の駆動時間でビデオの再生なら5時間の駆動時間となっています。また、バッテリー80%までなら高速充電になっており、1.5時間で充電することが可能です。完全に充電するには3時間かかります。
マルチタッチディスプレイではないので操作を行うときにはクリックホイールを操作します。クリックホイールの左右のボタンで早送りや巻き戻しを行い、上のボタンでメニューを開くことができます。また、下のボタンで音楽の再生、一時停止を行うことができます。音量調整もクリックホイールで行うことが可能でクリックホイールを時計回り、反時計回りになぞることで音量調整を行うことができます。ボリュームボタンは搭載されていないのでクリックホイールのみで音量の調整が行えます。
iPod nano(第2世代)までは、ホールドスイッチが本体の上側に搭載されていましたが今回のiPod nano(第3世代)からは本体下側に変わっています。これをオンにすることでクリックホイールを操作不可にできるので間違って曲を飛ばしてしまったりすることを防ぐことができます。
充電規格は、iPod nano(第2世代)同様に30ピンDockコネクタとなっています。ただ、設置場所が変わっており、第2世代までは本体下の左側に搭載されていましたが第3世代からは本体下の真ん中に搭載されています。本体下側の右側にはイヤホンジャックが右側にはホールドスイッチが搭載されています。30ピンDockコネクタでPCに接続することで充電、iTunesと同期することが可能で電源アダプタに接続することで充電することが可能になります。